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ピックアップコイル交換 PX200FL2

修理でお預かり、ベスパPX200FL2。

キックとセルスタートでエンジン始動せず、ここのところ押し掛けで乗っていたそうです。
おまけに停車時左足を出して車体が傾くとエンジン停止の症状もあり。

故障診断を進めて、ピックアップコイルの交換で症状改善でした。
車体が左に傾くと、は依然不明ですがその症状ももはや出ず。
低回転での点火不良とフロート油面の変化かなと思っています。

ピックアップコイル不良時の症状を多く経験してますが、押し掛けでは掛かるという今回の症状は初めて。
様々な症状が出ます、ピックアップコイル。

ちなみに交換したばかりのピックアップコイルがまたすぐに不良を起こす場合。
プラグキャップからのリークが原因の可能性大。

走行86.000キロで念願のリアブレーキシュー交換も合わせて作業。

なぜ念願かというと、ドライブシャフトのナットが緩まず作業が延び延びに。
今回は車両お預かりだったので、友人の車屋から普段使わないサイズのインパクトレンチを借りて作業。
親の仇か。

昨日車両引き取りの際に、入れ替わりでお預かりしたカブの修理も完了。
本日のお引き取りでした。

たくさん走っている割にはカブの走行少ないですね。
と言ってみたものの、認識が甘かった。
4千キロではなく、10万4千キロとの事。

2台合わせて20万キロとは、凄い人もいるもんだ。

24ヶ月点検 PX200FL2

24ヶ月点検でお預かり中です。

ベスパPX200FL2。

ここまで綺麗なFL2も少なくなりました。

キャブレターとオイルポンプ周り。

点検と各部増し締め。

クラッチを外してクランクシャフトから駆動されるオイルポンプ駆動ギアの動作点検。

乗り方が丁寧なようでクラッチの痛みはなし。

オイル漏れ疑惑のあったクラッチアームシャフトはOリングの交換。

半年前にクラッチワイヤーが切れたとの事なので、念入りにアームの通り穴をヤスリで修正。

ブレーキシューは交換します。

フロントです。
ブレーキキャリパーの分解清掃。
パッドの交換はありません。

左右ハンドルパイプを抜いてグリスアップ。

ご依頼のあったメーターケーブルとシフトワイヤーは交換。
整備後10キロ試走しましたが、メーターの針の動きは安定してました。

ヘントンのマスターシリンダーは安全ですが、グリメカは危険。

ブレーキフルード交換中に噴き出すので養生必須。

ブレーキを握り込んで最後の方に嫌なタッチがあるのは、レバーとマスターシリンダーのピストンの当たり面が原因。

ラジアルマスターなら起きない問題だけど。
修正でタッチ改善。

こちらもご要望のあった前後ホイールのチューブレス化。

見積り依頼が数か月前だったので、今回は旧価格で。
ミシュランタイヤの値上りがすごい。

と言うか、一部ベスパで使うタイヤサイズが入荷未定。
困ったもんだ。

作業お待たせしました。

24ヶ月点検 PX200FL2

シリンダーキット交換が終わったベスパPX200FL2。

そのまま24ヶ月点検に。

インテークベローゴムを交換して、キャブレターとオイルポンプの点検。

オイルポンプは緩んでいました。

クラッチを外してクランクシャフトから駆動されるオイルポンプ駆動ギアの動作点検。

外したクラッチは綺麗でダメージもなし。

そのまま戻して終わりが、ここから長かった。
結局はウッドラフキーが痩せていたのが原因でした。
クラッチをクランクシャフトに挿入時にスルッとキーが後ろに逃げる。

ウッドラフキーを新品に交換したら一発装着でした。
この辺りの不具合発見も点検ならでは。

減っていたブレーキシューとリアタイヤは交換しました。

フロントブレーキキャリパーの分解と清掃。

ディスクブレーキ車はレバーを外してマスターピストンとの摺動面を修正。
効果大。

グリメカかヘントンですが、こちらはグリメカ製。

ヘントンのように塗装が剝がれないのが良いところ。
タッチは固め。

ブレーキフルードの交換と、マスターピストンブーツの交換。
レバーピボットはグリスアップ。

各ワイヤーへ給油と左右ハンドルパイプのグリスアップ。

ミッションオイルはかなりの汚れでした。
試走をして本日作業完了でした。

シリンダーキット交換 PX200FL2

レッカー入庫が止まらない今年のお盆シーズン。

昨日台風の中レッカー入庫、ベスパPX200FL2。

走行と停止を繰り返し、キックが下りなくなるも冷えると始動。
エンジン焼き付きの症状です。

2年前にも第3京浜で一度抱きついていたシリンダーを、研磨をし再使用していました。

今回は状態もひどいのでシリンダーキットで交換します。

しばらく欠品だった純正のシリンダーキット。
今回はタイミング良く在庫してました。

ピストンリングのギャップ調整。
シリンダーのポートは純正は面取り済み。

もともと2サイクルエンジンなので、アクセルが一定のパーシャル状態での走行に強くない。
PX200は熱問題もあるので、1時間を超えるパーシャルでの高速走行はお勧めしません。

シリンダーキットを交換します。

フライホイールだったりクラッチだったり、回転物をトルクレンチを使って締め付ける時はこういった道具が便利です。
シリンダーキット交換で終わりではなく、合わせて24ヶ月点検のご依頼が。

明日作業予定です。

24ヶ月点検 PX200FL2

24ヶ月点検でお預かり中です。

PX200FL2。

塗装も絡んだので、だいぶお預かりしたままで済みません。

硬化したガソリンホースとオイルホースを交換。

予期せずコックは機能していなくて、ガソリンダダ洩れ。
コックとオイル点検窓も交換。

このあと、車体側フレームに付くガソリンホースグロメットで苦戦でした。

クラッチを外してオイルポンプ駆動ギアの動作点検。

クラッチは綺麗でした。

減っていたリアブレーキシューは交換です。

明日は早朝引き取りに、午前は作業のご予約あり。
修理は午後の方がお待たせしません。