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SIPメーター取り付け PX

SIPのスピードメーター取り付けは、普段お断りしています。

今回は押し切られる形で作業する羽目に。

シリンダーヘッドまで配線を通すため、ガソリンタンクを外しサイドパネル固定用のレバー類も一度解除。

メーター取り付けと合わせて24ヶ月点検も。

新車時組み付けのグリスが悪さをするガソリンコック。
分解でスムーズに。

この辺りもワイヤーを通して導き用にし、何本かメーター用配線を通します。

ハンドル内に収めようとすると色々と干渉の可能性があるので、ブラックボックスはノーズカバー内に配置。

こちらは125㏄ですが、150の場合普段ETCのアンテナの設置場所です。

必要な配線類をメーター下まで。

ワイヤーの給油とハンドルパイプのグリスアップも

キーオンでメーターが一度確認の振り切り動作をする今風。

明日か明後日で24ヵ月点検続きです。

 

 

 

 

 

 

 

 

本日午前にご契約を頂きました。

自店新車販売ワンオーナーの中古車、PX150Euro3のホワイト。

走行は97キロ。
一部補修塗装がこれからなので、2月中の納車を目指して整備と塗装作業を進めます。

補修塗装 PX150Euro3

PX150Euro3が塗装から戻りました。

転倒と言う訳ではありませんが、傷が多くなった両サイドパネルと塗装が剥がれた左ステップの補修塗装。

アルミのステップレールはもちろん、レッグシールドモールやグローブボックスを外しての塗装です。

組み付けは分解の何倍もの時間が掛かるので、本日ほとんど作業かかりきり。

作業お待たせしました。

長期放置PX 作業3

長期間放置PXの作業の続き。

なぜか硬くなるE3のメインキー。

グリスアップと配線の点検。

左右ハンドルパイプを抜いてグリスアップと、各ワイヤー類を交換します。

ブレーキキャリパーの清掃と、錆びていたブレーキパットは定盤で表面を研磨。

ブレーキフルードの交換とブレーキピボットのグリスアップ。

エンジン始動後も落ち着いてアイドリングをしていたので、ここから試走の段階で手間取るとは予想外。

まず20キロ試走するも、いつまでたっても改善されないアクセルの付きの悪さ。

このPXE3は新車設定時の混合比が薄いので、納車するときはスロージェットを大きな番手に交換しています。
番手としては、新車時が45-160で納車する際に対策として使用しているものが48-140。

こちらの車両は購入店での作業と思われますが、すでに対策番手へ交換済みでした。

放置期間中の汚れが取り切れていないのかとジェットを新品へ交換するも変わらず。
再度キャブレターのO/H後、点火時期も含めキャブレターの調整やジェッティングと試走を繰り返し、試走距離は40キロ超。

午後はほぼ調整と試走でしたが、日没前に快調になり良かった。
お待たせしましたが、作業完了しています。

長期放置PX 作業2

分解したキャブレターとキャブレターケース、オイルポンプです。

接触面を定盤とオイルストーンで整えます。

キャブレターケースとオイルポンプを組み付けます。

なかなか奥にピントが合いませんが、プラグを外してクランキング。

2サイクルオイルの吐出を目視で確認。

キャブレターはオーバーホールと、フロートバルブをスプリング付きへ交換。

組み付けるとこんな景色に。

リアブレーキシューはNEWFRENへ交換し、作業二日目でした。

腐食したタンクの交換や、同じく腐食したキャブレターの清掃はありますが、それを除けば普段の24ヶ月点検と同じ作業になります。

 

 

 

 

 

 

 

年に2回、恒例の大塚商店さん主催の走行会が今週です。

ちょうど今週末に、同じ茂原ツインサーキットでVespa GP第5戦なので、練習にももってこい。

KNDくんがサーキット走行デビューと言う事で、久しぶりにレンタル車両の整備。

一時期SEKさんがこの車両でVespa GPに参戦していましたが、ここ何年かは活躍の出番なしでした。
燃料系と点火系を整備、2019年製造のタイヤも中古ですけど2024年製へ。

予報も今のところ心配ないし、走り過ぎて体力消耗だけ気を付けないと。

長期放置 PX150Euro3

レッカー入庫はベスパPX150Euro3。

走行800キロで新車のように綺麗なので、何もせずそのまま走り出しそうですが長期不動。

一番のダメージは燃料タンク。

長期放置と言ってもついこの間までせっせと新車を売っていたEuro3だからと思うけど、生産は2011年から2016年まで。
初期で13年で、最終でも8年経過。
乗らなければタンクも腐ります。

新品の燃料タンクへ交換します。

作業で交換した部品は納車まで保管しておきますが、あまりにも臭いがきついのでテープで。
ベスパは庶民の乗り物なので、部品が安い。
古いモデルでも簡単に部品が入手出来ますが、このPXの分離のタンクは驚くほど高い。
長期保管の際は要注意。

燃料コックは新品を付けて、オイルタンクは古いオイルを抜いて再利用。

オイルホースと燃料ホースは交換。
燃料ゲージ用のフューエルセンダユニットは清掃後再利用しますが、作動するかはエンジンをかけてみてから。

キャブレター周りです。

キャブレターにキャブレターケース、オイルポンプを分解。

クラッチを外してクランクシャフトから駆動されるオイルポンプ駆動ギアの動作点検。

外したクラッチは問題なし。

ひとまず本日の作業はここまでです。