タグ: PX150Euro3

シリンダー交換 50s

33号車続きです。

中古で持ち込まれたハンドルボディに、これまた別の中古で持ち込まれたウィンカー用インナーパイプにアクセルパイプは在庫の新品。

そのままスムーズに回る訳はなし。

ちょっとひと手間で、ハンドルへのダメージを軽減できるかも対策。

折れても走れる位置に溝を。

FAのレバーはそのまま装着出来ない可能性大。

そして抱きつきの程度はいかに。

その前に気づいてしまったCDIの配線処理を。

去年の桶川スポーツランドでの点火不良の際と思われる、現場での応急処置そのままでした。
ギボシを付け直しさらに半田で処理。

サーキットでのトラブルは自分だけの話ではなくなるので、マシンの整備は可能な限り万全に。

4か所のうち一か所の修正を始めた所で、これは修正範囲を超えていると思われる深さの傷。

車両装着は112㏄でしたが、ご相談の上、在庫の102㏄キットへ。
今シーズンも楽しみましょう。

 

 

 

 

 

 

 

先月初めてツーリングをご一緒したNKGさん。

街中はまだしも、峠を新車装着タイヤでは心もとない。

グリップがというより、全体的にコシがなくぐにゃぐにゃ。
チューブレスホイールと合わせてS83へ。

これで次のツーリングは楽しめそうですが、天気怪しいですね。

明日はサーキットイベントのため、臨時休業になります。

24ヶ月点検 PX150Euro3

24ヶ月点検でお預かり中。

ベスパPX150Euro3。

欠かさず定期点検に出して頂いています。

キャブレターとオイルポンプ周りの点検。

見逃されがちなオイルポンプパイプの根元。

ホースを抜かずにやるにはこんな工具があると便利。

クラッチを外してオイルポンプ駆動ギアの動作点検。

距離もそれほど伸びていないし、乗り方も丁寧だし。

と交換予定にしていなかったクラッチですが、ダメージありで交換しました。
クラッチの金属板は4枚ですが3種類もあります。

奥から2ミリ、1.5ミリ湾曲、1.5ミリ、1.5ミリの順番。
ご自分で作業する方は要注意。

さすがマル秘チューニング車。

タイヤは溝があったとしても年数で。

在庫しているのはミシュランのS1とS83。

お勧めはと言われると、好きなのはS83。
定番すぎて面白味がないと言われればそれまでですが、
ベスパにベストマッチなパターンと、走ったフィーリングもS83が好み。

特に路面の状態が良くない冬場など、S83の方がグリップが良く安心感があります。

ブレーキパットは交換ありません。

清掃のみ。

左右ハンドルパイプを抜いてグリスアップ。

各ワイヤーへの給油も。

ブレーキフルードの交換と合わせて、レバーピボットの修正にグリスアップ。

ツーリングはGTSでのご参加が多いので、ミッションオイルの交換は前回の点検ぶり?

2年経過するとここまで汚れます。

明日は予報も良くて桜を見ながらの帰路になりますね。
ご来店お待ちしています。

納車整備 PX150Euro3

中古車納車整備です、PX150Euro3。

自店新車販売の中古車で、走行はわずか100キロ。
新しいイメージしかないEuro3ですが、モデル初期の2.011年だと14年前。
光陰矢の如し。

2.011年当初の納車整備も今思えば甘かった。
全部やり直します。

しばらく乗っていなかった車両は要タンク清掃。

コックにホース、オイル点検窓などを交換します。

純正のガソリンホースは経年で折れる運命。

オイルタンクに300mlオイルを入れたところ。

なので、点検窓から空気が見え出したら残量はだいたいその程度です。
わりと良くご質問あるのでこの機会に。

キャブレターにキャブレターケース、オイルポンプを分解。

定盤で面を整えます。

組み付け後、2サイクルオイルの吐出確認。

走行があまりに少ないので、クランクシャフトのオイルシールも交換します。

クラッチを外して、クランクから駆動されるオイルポンプ駆動ギアの動作点検。

クラッチも点検。

左右ハンドルパイプのグリスアップと各ワイヤーの交換。

ブレーキの整備が終わったらETCを取り付けて作業完了。
試走した感じは新車でした。

今回部分的な補修塗装もあり、納車までお待たせしました。

ドライブシャフトオイルシール交換 PX150Euro3

900のスイングアームピボットのオーバーホールというマメな作業を横目に。

私はPX150Euro3のエンジンを下ろします。

メカニカル的な故障ではなくオイル漏れ。

オイル漏れと一言に括っても、PXのオイル漏れの原因は様々。

クラッチ周りが多く、ここの所ブリーザーからの漏れも連発。
PX後期からFLやE3となれば、ドライブシャフトオイルシールドレンからの漏れもあり。
キャブレターケースからのミッションオイルリターンのラインも可能性あります。

と疑ってみると、怪しい箇所はたくさん。

今回は全部作業。

ついでなので交換したギアセレクター。

2012年頃?の新車からベスパのプロ(オレ)が18,000キロ超乗ったギアセレクターの摩耗はいかに。
こんな事して遊んでいられるのも2月ならでは。

ちなみにこのギアセレクター、ギア抜け症状ありませんでした。
まだ使える状態。
PX200と比べると、125/150は色々と部品が長持ち。

ステップフロア補修塗装へ

修理お預かりひと段落で納車整備開始です。

整備の前にフロア補修塗装ゆきですが。

ステップフロア塗装の場合はセンタースタンドも外します。
PX専用にしたメンテナンススタンドが活躍。

明日はプジョーの整備予定です。