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12ヶ月点検 PX125Euro3

12ヶ月点検でお預かり。

IWTさんのPX125Euro3。

キャブレターとオイルポンプ周りの点検増し締め。

だいたい緩んでます。

リアブレーキは交換なく清掃のみ。

まさかのお預かり当日にオイル漏れ始まる。

以前SIPキャリパーからのフルード漏れがありましたが、今回はマロッシサスペンションからのオイルの漏れが原因でした。

一度マロッシを体感してしまうともうノーマルに戻れない。

消耗していたのとオイルの付着もひどかったので、ブレーキパットは交換です。

各ワイヤーへの給油と、左右ハンドルパイプへのグリスアップ。

プラグとミッションオイルを交換し作業完了。

タイヤに散っていたオイルを洗い流してからの試走でした。

今日の平塚は昼頃に雪。
寒いわけだ。

SIPメーター取り付け PX

SIPのスピードメーター取り付けは、普段お断りしています。

今回は押し切られる形で作業する羽目に。

シリンダーヘッドまで配線を通すため、ガソリンタンクを外しサイドパネル固定用のレバー類も一度解除。

メーター取り付けと合わせて24ヶ月点検も。

新車時組み付けのグリスが悪さをするガソリンコック。
分解でスムーズに。

この辺りもワイヤーを通して導き用にし、何本かメーター用配線を通します。

ハンドル内に収めようとすると色々と干渉の可能性があるので、ブラックボックスはノーズカバー内に配置。

こちらは125㏄ですが、150の場合普段ETCのアンテナの設置場所です。

必要な配線類をメーター下まで。

ワイヤーの給油とハンドルパイプのグリスアップも

キーオンでメーターが一度確認の振り切り動作をする今風。

明日か明後日で24ヵ月点検続きです。

 

 

 

 

 

 

 

 

本日午前にご契約を頂きました。

自店新車販売ワンオーナーの中古車、PX150Euro3のホワイト。

走行は97キロ。
一部補修塗装がこれからなので、2月中の納車を目指して整備と塗装作業を進めます。

PXのチョークは要注意

引き続き、オイル漏れ対策中のPXE3。

前回からオイルの漏れのラインが減って、故障診断が格段に進みました。

それなので、前回の作業で直ったかなと思いましたが、症状は変わらず本日またお預かり。
本日も新しい発見があって、今回こそは直ったかな。

何度もご来店頂いて済みません。

合わせてご依頼のあったアイドリング不良。

これはありがちなので、スムーズに。
自店販売車両は、納車の時にお伝えしているんですが、PXのチョークは要注意。
黒いノブみたいのがチョークレバーですが、これがきちんと戻っていてもキャブレター側ではチョークプランジャーが戻っていない事が多い。
優しく戻してはいけません。
こぶしを握り、叩くように戻すと良いです。

ちなみにこちらの車両はチョークプランジャーのレバー部分の動きが硬かったので、そこを調整しました。

旧型設計で個体差もありますが、ひとまずは叩いて戻して下さい。
昨日まではアイドリングしていたのに、今日はアイドリングしない。
最高速が伸びない、燃費も悪い。

まずはチョークを疑って下さい。

未だ直らないオイル漏れ PX

オイル漏れ、未だ継続中のPX125Euro3。

「エンジンケースのブレーキカムが入る穴、そこに巣があってオイル漏れが止まらなかった事があります」

と、先日Shusさん。
頂いた電話なのに、こちらが教えて貰うことに。

早速ブレーキカムを抜いてみましたが、異常はなさそう。

ブレーキカムが異常がなかったと言う事で、引き続き上からの漏れを疑います。

前回より進展したのは、度重なるキャブレターケースへの対策が功を奏したようで、クラッチカバー左側からのオイル漏れはなくなりました。
故障診断が一歩前進。

そうなると以前も対策をしましたが、セカンドシャフトの軸が大いにあやしい。

ここはガスケットもOリングも元からなく、漏れてくれと言っているような構造です。
前回の対策時にOリングを入れていましたが、本日の検証では今までのやり方ではきちんとOリングが機能していなかった。

再度Oリングの組み付け方を変更し、新たに銅ワッシャーも追加。
これでオイル漏れが止まると良いなと思いつつ、お手数ですが再び乗って様子を見て頂ければと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

センタースタンドを外したので、メンテナンススタンドで自立中。

ステップ周りの補修塗装は、準備もそこそこ大変。

オイル漏れ継続中 PX125Euro3

ブレーキパイプのオイル漏れと思ったら、マスターシリンダーから伝っていたとは。

それでマスターシリンダーを交換してご機嫌に乗っていたら、リアタイヤがオイルまみれに。

マスターシリンダーの油圧が正常になったら、次に弱い所へでリアブレーキシリンダー交換。
旧車あるあるなのか。

以前作業したアグスタF3のリアドライブシャフトの240Nmにも驚いたけど、こちらのシトロエン2cvのリアは350Nm。

人力で締め付けられる範囲ですが、緩める時が大変。
トルクレンチも大型のを一つ買わないと。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オイル漏れ対策作業中はPX125Euro3。

これで直りました、とは言えない所まで来ていますので、お手数ですが少し乗って様子を見て頂ければと思います。