昨日引き取りにお伺いしました。

10年放置期間があったというベスパPX125Euro3。
つい新しいのにと思ってしまうEuro3ですが、初期のマリーンブルーなので2011年。

9月21日の桶川での怪我以来、初の修理車の引き取り。
オーナーに手伝って頂き、引き取りは出来ることが判明です。
放置期間が長く、フロントブレーキは固着。
現場でキャリパーを外しての積載でした。
リハビリ引き取りにしてはレベルがやや高め。

現状でキックは下りず。
長期放置の後の始動の場合、まずプラグを抜いてのキックが鉄則。
それでもキックが下りない場合は無理せずエンジン分解が吉。

エンジンを下ろします。

どんどん分解。


これが頑張ってキックを下ろさない方が良い理由です。
クランクのウェブが錆びてしまっていて、このままキックを下ろすとエンジンケースのロータリーバルブ面を削ってしまいます。

今回は作戦が功を奏し、ロータリーバルブ面は無事でした。
一度ご来店頂いて確認をお願いします。
そのあとはしばし部品待ちに。

























