オイル漏れでお預かり、PX200BME。

分離給油PXは疑わしい箇所が多くて困りますが、今回はクラッチ周りなのかな。

クラッチカバーを外します。

クラッチカバーOリングと合わせて、クラッチアームのOリングを交換。
ちょっと様子を見て下さい。
歩行者が振り向くほどの異音はLX125 3V。

クランクシャフトからの異音かと疑いましたが、駆動系を取っ払って始動したら異音はなし。
となるとここしかない。

ギアはダメージなしでしたので、ベアリング交換部品待ち。
オイル漏れでお預かり、PX200BME。

分離給油PXは疑わしい箇所が多くて困りますが、今回はクラッチ周りなのかな。

クラッチカバーを外します。

クラッチカバーOリングと合わせて、クラッチアームのOリングを交換。
ちょっと様子を見て下さい。
歩行者が振り向くほどの異音はLX125 3V。

クランクシャフトからの異音かと疑いましたが、駆動系を取っ払って始動したら異音はなし。
となるとここしかない。

ギアはダメージなしでしたので、ベアリング交換部品待ち。
目先の作業がひと段落したので、次は1964年式のVNB。

普段50年代60年代の車両修理のお引き受けはしていません。
こちらのオーナーはいつもツーリングをご一緒している仲ですし、他のベスパの整備でもお付き合いが長いので。
不具合のあったスピードメーターは、日本計器サービスから戻りました。
あとはメーターケーブルを新しくして取り付け。

本題のエンジン不調ですが、どうも近距離では症状が出ないとの事。
イベントなどで都内を1時間程走ると、エンジンストールからの始動困難の症状との事です。
熱を持つと、なのでコイルなど点火系を疑います。
燃料系は点検済み。

部品も揃ったので、ステーターコイルを外して各部点検をしながら交換。

特徴的な点火コイル。
エンジンケース外に設置されることが多い昇圧コイルですが、こちらはフライホイール内で発電、高圧まで。
なので、ハイテンションコードはここからスタート。
問題は1時間乗らないと症状が出ないとの事。
それなら1時間試走して問題がなければOKかと言うと、安心して車両を引き渡すには2時間乗って大丈夫でしたと言いたい。
今週気温が少しでも高い日を狙って、宮ケ瀬から道志道で2時間連続試走の予定。
駆動系のメンテナンスでお預かりのLXは日帰り修理でした。

日帰りと言うとか、お預かり1時間半での作業。

走行約一万キロですが、冷間時にキュルキュルとの異音があるそう。

ドライブベルトにウェイトローラー、スライドブロックを交換。
クラッチベルの清掃とセンターナットの増し締めも。
ベルトが1ミリ減っていたのは予想外。
ここのところLXの修理多し。

オイル切れによるエンジン焼き付きからの修理でパーツが揃いました。

最近GTSのエンジン焼き付きでのご相談も、メールで数件ありました。
LXもGTSも、クランクシャフトのサイド支持はベアリングではなくメタルです。
なので焼き付くと場合によってはクランクケース交換となり、修理に掛かる費用が現実的ではなくなります。
そうなる前、エンジンが焼き付く前には油圧低下によりオイルランプが点灯しているはず。
エンジンチェックランプが点灯、走行に問題ないからと走行を続けても大事にはならないケースもあると思います。
ただ、オイルランプ点灯の場合は電気系統ではなくメカニカル的なトラブルに直結しますので、ランプが点いたら走行停止を。

大端部が焼き付いたクランクシャフトを交換します。

車体移動のために載せていた手持ちLX3Vのエンジンを下ろし、修理が終わったエンジンに。

まだ降っていない本日の朝一に試走が完了でした。
修理お待たせしました。
購入直後との事ですが、ステアリングの整備で入庫です。

ベスパLX125ie。
症状が軽い場合、上側はベアリングとレースを交換、下側はベアリングのみの交換がスタンダード。
残暑で体力に余力がないのでそう行きたい所でしたが、残念、下側もダメージが大きい。

楽をするのを諦め、ブレーキラインを解除後フロントフォーク単体に。
下側を作業するとなると、気分的には作業量は倍。

純正のベアリングとベアリングレース。

フレーム下側が特に手間。

大変と文句を言いつつ、オメガグリスを使ってこれで当分はメンテナンスの必要なくスムーズに。
引き取りに納車、サーキット通いもあるのでさっさと実働にしないと。

途中雨で車の下から出ている下半身が濡れるという、青空整備の醍醐味。

オルタネーターとバッテリーを交換。
これからは車内で電圧の管理が目視で出来るといいなと思う出来事でした。
エンジン修理見積りのため、エンジン分解中のLX125ie。

クランク両サイドベアリングはもちろん交換のつもりで腰上分解にとどまっていましたが、そうだ、メタルだった。
そうなるとメタルの確認のため、見積りでもクランクケースを分解しないと。
修理見積り遅くなり済みません。
今朝は5台で。

R75/5にR100RS、ルマンⅢにいつもの900が2台。

ジェントルマンが早朝の西湘バイパスから伊豆スカイラインを走る姿は見ているだけで楽しい。
もちろんジェントルに900の二人は含まれず。
このルートで一番標高が高い箱根峠に温度計があって、今朝は22度。
まだまだ楽しめるけど、寒くなるのもあっという間かな。
ちなみに、普段はもちろん皆さんベスパ繋がりです。