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長期放置 ET3

15年ほど不動とのET3を修理でお預かり。

修理お預かりの場合、必要最低限での整備にするか、予備的な作業やメンテナンスも含めるかご希望を伺っています。

今回は必要最低限で進めますが各部固着がなく、タンク内も綺麗。

キャブレターのオーバーホールで難なくエンジンが始動。

長期放置から始動の場合、捨てるようなプラグを使った方が良いです。
せっかくの新品プラグがエンジンケースに溜まっていた古いガソリンで痛むので。

私の場合、サーキットで良く交換するプラグを捨てずにこういった状況で再利用。
何なら試走後に新品に交換するのでも良いくらい。

クラッチを開ける前にケースの汚れを落とします。

長年クラッチを開けた形跡はなし。

メンテナンスされていないというより調子が良く開ける必要なかったのかと思います。

再生産後のET3はクラッチスプリングが2重になっているためクラッチプーラーは使えず。

クラッチスプリングを外す必要がなければこの状態でクラッチ交換可能。

長ナットとボルトを適当な長さにして、クラッチコンプレッサーの一部を使います。

ミッションオイルも交換して、天気が回復次第試走です。

ステアリング整備

モールの取り付けが終わったので、フロントフォークを戻します。

その前に、ステアリングステムのベアリングとレースの交換。

上下フルセット。

ステムが終わったらハンドルパイプの分解。

汚れと錆を落として擦り合わせ。

オメガグリスでスコスコに。

ワイヤー交換終わっていよいよ試走です。

エンジンが終わり車体周り ET3

ショップ購入直後から不具合多数でお預かり中のET3。

ギアセレクター交換他エンジン作業が終わったので車体に戻します。

ステーターコイルの劣化している配線。

点火灯火で計7本の配線の引き直し。

欠品していた配線出口グロメットの取り付け。

アウターの中でほつれたワイヤーが目詰まりしていたリアブレーキワイヤーの交換。

アウターもなかなかの傷み具合。

ブレーキシューはNewfren製へ。

装着されていたレッグシールドモールはペンチでかしめた男前仕様。
交換します。

試走まであと少し。

クラッチ不良

クラッチの切れが悪い症状のご相談。

ET3エンジンの50R。

少しではなくクラッチの切れはだいぶ悪い。

クラッチの分解。

クラッチカバー側。

このクラッチインナーレバーもたまにクラックが入ったり折れたりします。
今回は無事。

クラッチアウターバスケットにはなかなかの段差が。

クラッチアウターバスケットと呼ぶのか一時減速ギアと呼ぶのか。
これを交換するにはクランクケース分割なので、根気の要る作業ですがエンジンに装着のまま修正作業。

今回シリンダー交換作業の依頼もあるので、クラッチが終わったらシリンダー交換です。

ギアセレクター交換 ET3

修理でお預かり中、ベスパ125ET3。

ショップで購入直後から不具合多数だそうで、クラッチ不良にギア抜け、点火不良で走行ままならずとのこと。

踏んで戻らないリアブレーキはワイヤーがアウター内で目詰まり。

ワイヤーホルダーは固定されておらず削れてますが何があった。

エンジンを下ろしてギア抜け修理から。

消耗品の交換。

ギア抜けの原因、ギアセレクターの交換。

装着されていたのは社外品のようでした。

ミッションシム調整。

クラッチも交換。

エンジンはひと段落ですが、まだまだ車体の方のメンテナンスも続きます。