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点火不良 ベスパ50s

エンジン不調でご来店はベスパ50s。

点火系が原因は間違いないですが、ポイントコンデンサー周りを見直しても改善しないのでお預かり。

クランクシャフトのオイルシールが見た事ないほど飛び出していたけど、交換しても症状は変わらず。

テスト用イグニッションコイルに交換しても相変わらずの不調。

もはやチャージコイルしかない。
再生産前の車両と言う事もあって、チャージコイル交換の過程で配線の劣化も見つかる。
結局全部作業という流れ。

簡単にですが、50sの故障診断の進め方。
加速しない、加速時にギクシャクするなど何でもいいんですがエンジンが不調になった場合。
症状が出た時に走りながらチョークを引いてみる。
これで瞬間的にでも症状が改善すれば燃料系の不具合、変化がなければ点火系の不具合の可能性。

燃料系ならキャブレターの整備に進み、点火系ならプラグにプラグキャップとプラグコード。
次はポイントにコンデンサー。
次はイグニッションコイルを疑います。
それでもまだ改善しない場合、今回交換したチャージコイルへと続きます。

手間は掛かりますが、これでも最短距離での修理。

暑い中の試走で無事修理完了でした。

先月もMTM氏ご令嬢の50sで、やはりチャージコイル不良でした。
あの時はボアアップも同時に作業して、排気量に対して慣れないパイ数のキャブを使ったから若干ハマった。

立て続けにチャージコイル不良を体感すると、何となくチャージコイル不良が肌感覚で分かった気がする。
と言っても点火不良でいきなりチャージコイル交換にはやはりならないので、飽くまで自己満足の感覚の範疇です。

6月のツーリング

クラッチ滑りのご相談。

まだ走行中に症状はないようですが、走行後の温間時、キックの滑りが発生とのこと。

排気量が上がっているとの事で、4枚強化クラッチを使用します。

合わせて12本クラッチキットへアップグレード。
ダブルスプリングでクラッチの重さに悩まされているET3オーナーにもお勧めです。
クラッチはとても軽くなり、動作も滑らか。
もちろん排気量アップ車両でも滑らない。

クラッチと合わせてブレーキシュー、前後タイヤをミシュランS83に交換し日帰り修理でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

6月になりました。

今月のツーリングは西伊豆スカイラインを走ります。

6月15日(日)午前8時ボングー出発 西伊豆スカイラインツーリング
午前8時50分 国道1号線 箱根口交差点 セブンイレブン (神奈川県小田原市南町2-1-53  小田原南町店)

出来れば15時16時には戻ってきたいと、最近ご無沙汰な西伊豆スカイライン。
去年のチャレンジは雨に降られて、途中で急遽修善寺ツーリングになりました。
日が長いし、一年に一度くらいは遠出しましょう。

写真の通り長いこと尾根を走る気持ちの良いルートです。
走ったことがない方は、一度は走る価値あり。

ただ丸一日走りっぱなしになるので、前日までの体調管理お気をつけ下さい。
ご参加お待ちしています。

2025 VespaGP第2戦 桶川スポーツランド

早朝5時に乗りましたがまあまあな降りっぷり。

予報を信じているので気にせず圏央道川島まで。

関越との分岐鶴ヶ島でようやく小雨に。

さすが現役MotoGPライダーが練習に来るだけある桶川スポーツランド。

スタッフの方々の迅速な作業で、路面もみるみるドライに。

第2戦は13台。

これ予選です。

ベスパでの桶川コースレコード更新で、予期せず52秒台突入の新時代。

予選から決勝まで2時間強の空き時間。

集中を切らさずデビューから苦節2年。
初表彰台トップは田邊さん。

2位は初めて桶川を走る戸倉君。
お二人とも速い。

2戦連続で表彰台獲得の松っちゃん。
速さも本物に。

動画撮影の菊ちゃんはシャンパンファイトの餌食に。

動じないキングの貫禄。

ミッドトップ賞は常連のみっちゃん。

みっちゃんの速さもすでに安定。

戻ってから自分の車載動画を確認しましたが。

マスタークラス2名、マスターキングクラス2名。
この4名の中で接触はOKというのが暗黙の了解です。
バチバチです。

私は奥ゆかしくて控えめだから、当たられると反射的に避けますが。
この続きのツヨポンは負けてなかった。
やるなぁツヨポン!

今日も一日お疲れ様でした。
沢山の方にサポート頂きました。
ありがとうございました。

明日休業です

ライディングスタイル的に膝は擦りませんが、ブーツは擦る。

おまけに良く転ぶので、装備諸々消耗が早い。

ブーツもスライダー交換でいつまでごまかせるか、もう本体に穴も開きそう。

去年の桶川は大雨で、なんと今年も大雨予報。

その予報が徐々にましな方に変わって来ていて、何とか明日降られずに済みそうです。
明日VespaGP第2戦のため休業です。

レース準備

VespaGP第2戦も2週間後になりました。

ボチボチと車両の準備を。

2019年にエンジンを積み替えてからは、PKフライに台湾CDIの組み合わせで目立ったトラブルはなし。
フライホイールは最近仕様変更しましたが、CDIは変わらず。

もともとポイント点火の50s。

レースでも以前はポイントのまま参戦していた方もいましたが、現在は私が知る限り皆さんCDI点火に。
変更するとCDIの設置場所に頭を悩ませますが、この設置場所はなかなか特殊ではないかと思います。

デュアルロックファスナーという、強力なマジックテープで固定しています。

この固定方法がラバーマウント的に振動を吸収してくれるのか、CDIが一度も壊れてない。
さすがに6年目でデュアルロックが緩くなり、見るたびにCDIが落ちているので交換。

ステーターのベースで一か所フライホイールと擦っていたので、ベルトサンダーで修正。

フライホイールは練習走行で色々試してみようと思います。