オイル漏れ修理でお預かり中です。
ベスパ50s。
リアタイヤに放射状に飛び散ったミッションオイル。
タイヤに放射状の跡、と言う場合は、ほぼクラッチ周りからのオイル漏れですね。
クラッチカバーを外し、シャフトのOリングを交換します。
ここまで分かり易くちぎれているもの珍しい。
もう一か所ご依頼のあったオイル漏れ箇所は、ミッションオイルのドレンボルト。
締めすぎで、ネジが効きませんね。
こちらはリコイルで修理してあります。
この時点で一度試走しましたが、お伝え頂いていたようにエンジン不調が確認出来ました。
燃料系のトラブルでしたので、キャブレターを分解清掃。
合わせて外れていた社外エアクリーナーボックスを取り付け、硬化していたガソリンホースを交換。
今度こそ、二度目の試走でキャブレターを調整し修理完了です。
「エンジン回転の落ちが悪いんだけど」
は180ラリーでNKZさん。
抜いたミッションオイルの状態は良かったですね。
一応ドライブ側オイルシールも疑ってみました。
ひとまずキャブレターの調整で改善しましたので、少し乗って様子を見て頂ければと思います。
美味しいタイ焼き、ご馳走さまでした。