3速に入らないとメールでご相談頂いて、本日作業でしたベスパ100。

シフトワイヤーを2本フリーにしてみて、エンジン側で動作させてみると異常なし。
シフトワイヤーの交換で復調。
合わせてご相談のあった始動性の悪さ。

エンジン温間時、冷間時関係なく、毎回汗を掻くほどのキック始動とのこと。

40年前の車両でステーターコイルの配線劣化あり。

ステーターコイル配線の引き直しと合わせて、ポイントとコンデンサーを交換。

作業後は一発始動に。
バッテリーなしの6V交流電装、電気抵抗侮れません。
馴染みの方から初めての方まで。

「ヒザの具合はどうですか?」と気にかけて頂き恐縮です。
診断と自分の感覚からは年内掛かりそうという感じ。
大けがまでいかなくても、数か月生活にも支障が出るケガは初めて。
ベスパでのツーリングにベスパでのレース。
大型バイクでの早朝スポーツ走行にサーキット走行。

これが出来るのも健康な体あっての話だなと実感する日々。
「二輪ですので結局のところ排気量も距離も速度も関係なくアクシデントはありますね」
とは、気にかけてメールを頂いたUG氏。
バイクってそういうもので、50㏄で自宅の近所しか乗らなければ安全かっていうとそうではなくて、乗る以上リスクはある。
そう考えるとサーキット走行を控えてツーリングだけにすれば安全なんて事は全くないんでした。
色々と考えていくと「問題は性格でしょう」と言った小林氏の意見が的を得ているかも。
改善が必要なのはサーキット走行をやめる事ではなくて、転倒を怖がらない勝気な性格という結論になりました。