レッカー入庫はベスパPX150Euro3。
走行800キロで新車のように綺麗なので、何もせずそのまま走り出しそうですが長期不動。
一番のダメージは燃料タンク。
長期放置と言ってもついこの間までせっせと新車を売っていたEuro3だからと思うけど、生産は2011年から2016年まで。
初期で13年で、最終でも8年経過。
乗らなければタンクも腐ります。
新品の燃料タンクへ交換します。
作業で交換した部品は納車まで保管しておきますが、あまりにも臭いがきついのでテープで。
ベスパは庶民の乗り物なので、部品が安い。
古いモデルでも簡単に部品が入手出来ますが、このPXの分離のタンクは驚くほど高い。
長期保管の際は要注意。
燃料コックは新品を付けて、オイルタンクは古いオイルを抜いて再利用。
オイルホースと燃料ホースは交換。
燃料ゲージ用のフューエルセンダユニットは清掃後再利用しますが、作動するかはエンジンをかけてみてから。
キャブレター周りです。
キャブレターにキャブレターケース、オイルポンプを分解。
クラッチを外してクランクシャフトから駆動されるオイルポンプ駆動ギアの動作点検。
外したクラッチは問題なし。
ひとまず本日の作業はここまでです。