月: 2024年8月

LX125ie 24ヶ月点検プラス修理

2年ほど放置ということで、メンテナンスでお預かり中です。

ベスパLX125ie。
パーツが到着したので作業開始。

今回シートも新しい物へ交換。

ET4とLXで良くあるシートヒンジ折れ。
新品のシートへキーシリンダーを入れ替えます。

ヒンジがウレタンと接触しているから仕方ないと思いますが、雨天走行後や屋外で雨に当たった後など、晴れ間にシートを開けておくと水分が抜けます。

摩耗とサイドウォールひび割れで、前後タイヤとエアバルブを交換。

リアブレーキの分解清掃に、ファイナルミッションのオイルを交換。

フロントブレーキも分解清掃。

折れていたリアブレーキレバーと機能していなかったブレーキスイッチを交換。

フロントはマスターピストン摺動面の修正とグリスアップ後、ブレーキフルードを交換。
修理お待たせしていますが、あと半日あれば作業終わりそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

昨日の平塚は警報級の雨。

川はどこも危険水域に。

お気遣い頂き連絡頂いたりしましたが、店舗付近は冠水などなく無事です。
今夜から明日にかけて、再び要注意。

クランクベアリング他交換 50s

エンジン内ベアリング交換中。

ベスパ50s。

走行少なすぎてもエンジン内にはダメージ。

ベアリングとオイルシール、Oリングを交換してリフレッシュ。

ついで?にステーターコイルの配線も引き直しました。

長引くようですが、台風が過ぎ次第試走の予定です。

エアコンコンプレッサー交換

先週、岡崎市までベスパ2台を運ぶ用事があって、何もこのタイミングでエアコンが壊れなくても。

当日の朝に、無理を言って船崎さんにお願いしました。

9時に診断開始で即リビルトコンプレッサーを手配、横浜から届き13時半に修理完了というありがたいスピード感。
その後ベスパを積み込み、無事往復600キロを快適な室温で。

お忙しい中緊急対応して頂き感謝です。

クランクサイドベアリング交換 50s

クランクシャフト交換のP200と、シリンダーを交換したPX200が本日のお引き取りでした。

次は50s。

納車整備終盤に気になり始めた、エンジンからのかすかな異音。
クランクシャフトフライホイール側ベアリングからで、この音は大きくなることはあっても小さくはならない。
当たり前だけど。

生産が終わってもう25年になるので、あまりに過小走行はリスクありのお話。
クランク両サイドと、クラッチバスケットの16005のベアリング、クランク両サイドのオイルシール、それにシフトリンケージとキックシャフトのOリング交換します。

 

 

 

 

 

 

 

 

まだまだ暑い中、R80はYMKさん。

レストアもいろいろあるけれど、オリジナルで綺麗なのかレストアしたのか分からないレストア、と言うのが個人的には好み。
良いものを見せて頂きました。

寒くなる前に伊豆スカイラインご一緒しましょう。

P200E オイルライン確認

エンジンの組み付けが一段落したので、他作業のP200E。

オーナーが錆取りをしたタンクが戻ってきたので、コック交換後オイルタンクも新品を取り付け。

もちろんホース類も新品へ。
しばらく放置して漏れが無いことを確認。

中古で購入後、分離給油が正常に作動しているか不安で混合ガソリンにして乗っていたそうです。

今回クランクシャフト交換と合わせてオイルラインの確認依頼もあったので、キャブレターケースにオイルポンプを分解。

分離の2サイクルオイルはなかなか複雑なラインを辿ります。

キャブレターケース裏側にある川の中をオイルが流れてキャブレターへ。

点検後組み付けて、プラグを抜いた状態でクランキングを繰り返して2サイクルオイルの吐出確認をします。

普段はPXでセル付きなので、セルモーター頼みのクランキングですが、Pなのでキックオンリー。
この暑さでオイルラインを満たすまでキックはしんどいので、一度キャブレターを仮に装着し混合ガソリンでのエンジン始動。

数分のアイドリングの後、手間ですが再度キャブレターを外します。

数回のキックでオイルの吐出を目視確認。
クランクから駆動されるオイルポンプ用ギア4つの点検と、その後のラインを全て確認しての吐出確認なので、これからは混合にせず乗って大丈夫です。

先ほど試走しましたが快調です。
排気音以外の余計な音がしないのがPの良いところ。

今回の作業で交換したパーツ類。

作業お待たせしました。