月: 2023年2月

ステアリングステムベアリング交換 PX150Euro3

ヘッドライトバルブ交換でご来店です。

しかし、手を放してこのハンドル角度で写真が撮れる時点でおかしい。

ステアリングは右から左までスムーズじゃないと。

ヘッドライトバルブ交換と、ステアリングも整備となりました。

ステアリング上側はベアリングとレースを交換、下側はベアリングの交換。

オメガグリス77で、忘れるまで持ちます。

 

 

 

 

 

 

 

そろそろ10万キロも視野に入って来たLX150ie。

ATベスパのメーターケーブル交換は、ここまで分解しないと出来ません。

来週末臨時休業です。
ご注意下さい。

次週 臨時休業のお知らせ

24ヵ月点検でお預かりです。

PX200BME。

トランポでの入庫になりましたが、24ヵ月点検お預かりでエンジンが掛からない車両は珍しい。

アイドリングをしなくなって、そのうちにエンジンが掛からなくなったとの事です。

スロージェットなどの詰まりを疑って、キャブレターの点検に清掃をしましたが異常はなし。
ただプラグを外した状態でクランキングをしてみると、プラグホールとキャブレターから霧状のガソリンが吹きます。
エンジン内の混合気が濃くなり過ぎただけでした。
しばらくクランクングを繰り返し、新しいプラグを装着するとエンジン始動、アイドリングもしています。

エンジンを始動しようとセルモーターを回している時、もしくはキックをしている時。
この時に一瞬エンジンの初爆があり、掛かりそうで掛からなかったな、なんていう時は、大体燃料が濃くなりかけています。
そのままチョークを引いてアクセルオフでキックをし続けると、プラグが濡れてもう掛かりませんのでご注意。

チョークを戻してアクセルを開けながらのキックが正解です。

前回の点検時にガソリンとオイルホースを交換していうので、今回は目視点検。

クラッチを外します。
オイルポンプ駆動ギアの点検。

BMEなので7本スプリング。

クラッチも良い状態でした。

前回の点検から距離があまり乗られていないようで、ブレーキシューは前後とも交換なしです。
清掃のみ。

ハンドルパイプのグリスアップに、各ワイヤーへ給油。

フロントブレーキの清掃で作業完了。

今日も試走しましたが、快調でした。
明日残りの試走です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
リアタイヤがスローパンクのご相談はMRTさん。

またチューブレスホイールのバルブから漏れているのか、と思ったらただのパンクでした。

減っていた前後タイヤをミシュランのS1に交換し、作業完了。
「後ろのタイヤは交換したばかりなんですけど・・・。」
とMRTさん。
後から分かったのですが前回交換は令和元年だったそうです。
光陰矢の如し。

本日トップページにアップしましたが、3月の第一週3日(金)、4日(土)、5日(日)は臨時休業になります。

部品到着 ET4

エンジンのパーツが届きました。

リーダー以前のオレンジET4。

直すか迷ったものの、直して代車へ。

幸いにも、ほとんど部品が出ましたね。
高かったけど。

生産終了で入手不可はピストンリングのトップリングのみ。

カムシャフトは2008年にパッキングか。

本日はヘッド組み付けまで。

24ヵ月点検が落ち着いたら、エンジン組み付けやります。

 

 

 

 

 

 

 

24ヵ月点検作業が終わったPX125Euro3は、昨日と本日で合わせて40キロ程の試走でした。

最近は24ヵ月点検でそこまでの距離を試走しませんが、遠方の方だったので少し長めの試走です。

無事に快調に試走を終え、作業完了となりました。

今回の作業で交換した部品になります。

後は陸送手配のご連絡待ちです。

24ヵ月点検後半 PX125Euro3

24ヵ月点検後半です。

PX125Euro3。

なぜE3だけメインキーの動きが渋くなるのか謎。
メインキーのグリスアアップ。

ブレーキキャリパーの清掃にパットの面取り。

残ありなので、パットは再利用。

ブレーキフルードの交換に、レバーピボットのグリスアップ。

左右ハンドルパイプのグリスアップに、各ワイヤーの交換。

メーターワイヤーも一度抜いてグリスアップ。

本日作業完了ですが、強風のため試走は次週に。

 

 

 

 

 

 

 

 

力を入れないとハンドルが切れないET4。

動きが渋いと言う次元ではなくて、ステアリングステムの固着に近い。

2,000年前後のピアジオ車にありがちです。

錆びている訳ではないのですが、新車組み付け時のグリスがほぼ接着剤に。

ベアリングとレースを交換しオメガグリス77を塗れば、もう替えることはないんじゃないかと言う位長持ちします。

フロントフォークを抜くのにブレーキキャリパーを外しますが、出て来たブレーキフルードがもはや廃油の色。

勢い余ってキャリパーのO/H。

ピレリのSL38は廃盤との知らせ。

もうET4にはこれしか選択肢がない、と思わせるほど慣れ親しんだパターンでした。
サイズも少し変わってるし、ミシュランCity Grip2しかないかな。

24ヵ月点検 PX125Euro3

24ヵ月点検でお預かりです。

ベスパPX125Euro3。

遠方のため陸送でのご入庫です。

キャブレターにキャブレターケース、オイルポンプを分解。

スロージェットは対策番手にすでに変わっていました。
対策って勝手にそう呼んでいるだけですが、純正番手だと薄くて乗りづらいです。

このあとキャブレターケースとキャブレター、オイルポンプを定盤で面研。
写真撮り忘れで済みません。

キャブレターケースとオイルポンプを組み付けてクランキング。

2サイクルオイルの吐出を目視で確認。

オーバーホールが終わったキャブレターを戻します。

ガソリンタンクを外します。

劣化していたガソリンホースにオイルホースを交換。

クラッチを分解して、クランクシャフトから駆動されるオイルポンプ駆動ギアの点検。

クラッチは良い状態でしたので交換はありません。

クラッチプレッシャープレートのスプリングを交換。

形状が悪いものだと、クラッチインナーレバーを削ってしまいます。

クラッチカバーからのオイル漏れがあったようですね。

ねじれていたクラッチカバーOリングを交換。

減っていたリアブレーキシューはNEWFREN製へ交換。

明日作業後半です。