月: 2021年11月

Vespa GP最終戦 筑波サーキットコース1,000

昨日Vespa GP最終戦が、筑波サーキットコース1,000でした。

天気は最高ですが、放射冷却か早い時間は冷えました。

9時の練習走行は風も冷たい。

ゼッケン62番は、今回が念願のデビュー戦となった飯塚さん。

日差しを浴びて、気温も路面温度もぐんぐん上昇。

冷えたタイヤの心配もなくなり、正午過ぎにいよいよ決勝。

ヘッドライト、イエローのテーピングはマスタークラス。

最前列7名スタート後、5秒遅れて前回表彰台の3名、その5秒遅れスタートはマスタークラス4名。

毎回ドラマティックな展開を見せる筑波でのレースですが、今回も凄かった。

何と、2年連続筑波を制したのは川島さん。
去年と同じくスタートからの逃げ切り、誰にも抜かせない快走でした。
2位には松っちゃん。
この2位獲得により、2,021年度の年間ランキング1位を獲得。
おめでとう!

ウェイトハンデプラス5秒遅れからの猛追で、3位獲得はツヨポン。
素晴らしいライディングでした。

しかし、上位3名のタイムが凄い事になっていますね。
来シーズンもGPクラスから目が離せません。
いや、ホントに。

こちらはマスタークラス。

優勝は宮地さんに、2位には菊ちゃん。
共に筑波でのVespa GPコースレコード更新という偉業。
信じられないタイムだ。

と言う事で、2,021年のシーズンも無事終了。
大変な時期に、主催の(株)ベスパさんには今年も一年間遊ばせて頂きました。

今年も一年間、ありがとうございました。

冬の練習はどこに行こうかな。

燃料ライン見直し

点検でご来店はYZWさん。

燃料がどうにも使い切れない。

タンクにガソリンはあってもガス欠の症状です。

オン、リザーブ共にコックは正常。

作業前から何となく、の予想通りの結果となりました。

キャブレターを換装されていて、燃料タンクとの高低差が足りないんですね。
ディスタンスナットをリアサスに入れて、車高を上げる?
と言う苦肉の策もあるけれど。

ひとまず順当な方法だと、負圧式の小ぶりなポンプでも付けましょうかとなりました。
インマニに負圧ニップルを付けて、送りすぎ対策の燃料のリターンもさせないと。
ひとまず部品の手配から。

明日はVespa GPのため休業です。

レース準備

全開で遊んでるな。

明後日日曜日が最終戦の筑波サーキット。
皆さん気合いが入ります。

しかし、全員レース前にキャブレターを掃除するって、熱心だなと我ながら思います。

明日は午前から修理ご予約あり、修理ご来店予定の方は事前にご連絡頂けると助かります。

WJチャンバー

レース前の点検って大事。

折れてるなんて気づかなったなぁ。

転倒もあるし、それより何と言っても高回転の振動かな。

それでも以前のピナスコ時代に比べたら、今のマロッシ仕様は比較にならないほど快適。

インテークマニホールドにキャブレター、それにシリンダーまでピナスコで走っていた時は、とにかくジェットの番手が上がらなく苦労しました。
キャブレターのセッティングが薄いと、とにかく色んな物が割れる。
CDI固定用のステーにチャンバー、フレームの補強板まで割れました。

薄くて回っているエンジンは、速い気にはなるけど実際は速くない。
サーキットで競争をすると良く分かります。

ちなみに写真のチャンバーはベスパ50s用のWJチャンバー。
このチャンバーにはET3用もあって、ぼちぼちお問い合わせがあります。
受注生産なのでいつでも入手可能ではないですが、現在(株)ベスパさんに50s用・ET3用共に注文済み。

入荷したらこちらにアップします。

最終戦

完成したので早速試走。

走り出し直後は、思ったよりハイギアードになった変化は体感せず。

ただ一速の発進時、クラッチミートは確実に長くなったし、慣らし運転走行の4速ではどんどん失速するので、確実にハイギアードになっていますね。

引き続き慣らし運転と、その後のインプレッションはオーナーに任せます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Vespa GP最終戦の筑波がいよいよ次週。

レース前いつものルーティンで、前後タイヤを練習用からレース用に。

キャブも掃除して準備万端。

GPクラスは年間タイトルが超接戦、と言う事もあって、松っちゃんも気合充分。
この前行った筑波の練習走行も好調だったからね。
何事も自信が大切。

松っちゃん、期待してますよ。