修理でお預かりしています。
ベスパGTS250ie。
冷却水が減るので、常に継ぎ足しながら乗っていたそうですが、最近になりエンジン始動不能になったそうです。
エンジンオイルを抜きましたが、すごいですね。
多量の冷却水がエンジンオイルに混入し、オイルは白濁。
ストレーナー、オイルフィルター周り。
こうなるとエンジンを一度分解し、すべての洗浄が必要になります。
エンジンを降ろします。
今回、冷却水がエンジンオイルに混入する原因となったウォーターポンプ。
軸部分の摩耗です。
ちなみに現在の走行距離は6万キロです。
通常混合気が吹き込まれるインテークポートも、白濁オイルで満たされています。
オイルの量が増え続け、ブローバイよりエアクリーナーに混入。
そこからスロットルボディを通り、インテークポートに流れた模様です。
これからエンジンを全て分解、その後洗浄します。
あとはどこまで交換が必要かですね。
またご報告します。