月: 2017年10月

納車整備 PX125Euro3

ようやく晴れましたね。

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納車整備のやり直しとのご依頼でお預かりしています、ベスパPX125Euro3。

整備開始しました。

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キャブレターにキャブレターケース、それにオイルポンプを分解。
各部点検清掃です。

PXEuro3は新車での混合気の設定が薄いため、いつもエンジンが冷えているようなアクセルのツキの悪さがあります。
ミクスチャーを開いても症状が改善しますが、このやり方だと夏場の渋滞時など、アイドリング時に濃くなりすぎますね。
渋滞にはまっている間にプラグがダメになったりしますので、スロージェットを交換するのが良い方法です。

スロージェットの番手を、45-140 から48-140 へ交換します。

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外したキャブレターとキャブレターケース、オイルポンプを定盤で研磨。

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ガソリンタンクを外し、ガソリンとオイルの滲みを点検とコックの動作点検。

遠方のお客さまなので、ガソリンホースは長い目でみて交換しました。

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タンクが外れている間に、リアサスペンションを外します。

ゴムブロックの増し締め。

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エンジン反対側、リアタイヤとリアブレーキ、クラッチと外して行きます。

クランクシャフトから駆動される、オイルポンプ駆動ギアの動作点検。

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クラッチを外す時に気が付きましたが、クラッチプレッシャープレート固定用スプリングは折れていました。
珍しいですね。

脱落せず幸運でした。
交換します。

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外したクラッチの分解点検。

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クラッチアッセンブリーを戻し、規定のトルクで締め付けます。

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ワイヤーの通り穴のバリを取ったクラッチカバーを戻し、リアブレーキの整備をしたところで一日目の整備が終了です。

休み明け、作業の続きです。

 

 

 

 

 

 

 

 

「お子さんにどうぞ!」
とNWTさん。

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今日は風も北向きに変わって、台風あとの波は良かったそうですね。
最近はサーキットばかりで、海から足が遠のいちゃっていますが、いつかご一緒させて下さい。

ドクターイエローと新幹線型のかまぼこは、子供たちの反応が楽しみ。
お気遣いありがとうございます。
ご馳走さまでした。

スクータークロス

10月は雨ばかりで、ツーリングも行けずじまいでした。

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11月は晴れることを願って、一週目の週末、5日(日)がスクータークロスです。

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前回エンジンからの異音が発生した、クロス号。

修理のため、エンジンを降ろしました。

国産スクーターに多くのトラブルが発生する中、今までほぼノントラブルで走っていたので、ベスパはタフなシチュエーションでも優秀ってところを実証してくれましたね。

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しかし、前回の泥の海みたいな状況はさすがに過酷だったようで、フライホイールのフィンは全て折れていました。

泥の中に折れたフィンが埋まってる・・・。

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今週末は晴れますように。

 

 

 

 

 

 

 

 
本日、在庫のPXについて、お電話でお問い合わせがありました。

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現在PX200FL1の中古車が1台、200FL2の中古車が2台。

PX150Euro3は、新車と中古車がそれぞれ1台ずつの在庫です。

お時間がある時にでも、ご来店頂ければと思います。
ご来店、お待ちしています。

ツーリング中止のお知らせ

何度かメールでご相談を頂いていたPX125Euro3ですが、本日のお預かりでした。

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新車でご購入されたお店が専門店ではないため、改めて納車整備相当の整備をとのご依頼です。

今朝は4時にご自宅を出られたそうで、寒い中遠路はるばるですね。
PXなどは整備で差が出る車両ですので、ご期待に応えられるようにこちらで販売した車両と同じ納車整備相当の整備になります。

また整備内容は、整備開始次第お伝えしたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

台風接近で一週の順延になっていた山中湖ツーリング。

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今週も同じく台風接近の週末となってしまいました。

残念ですが、10月のツーリングは中止になります。
もう延期出来ませんしね。

寒くなってきたので、来月は温かい物を食べに行こうと話が出ていて、今のところ有力候補は勝浦担々麺。
また詳細は決まり次第お知らせします。
お時間がありましたら、来月のツーリングもご参加下さい。

お待ちしています。

KBSさん50s用シート

「サーキット用50sに」

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とKBSさんが以前買って来たシートですが、しばらくお店に放置となっていました。

だって、どうやって付けたら良いか分からない。

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ネジ穴もないし、取り付け金具なんかも一切ありません。

自分で工夫して取り付けをしてね、って商品なんでしょうね。

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転がっているフレームに合わせてみると、フレームにはピッタリとはまりました。

ガソリンタンクがなければ、綺麗に付くようです。
もしくは、このシートに合う専用のガソリンタンクが出ているのかと思われます。

シートを上げるか、タンクを下げるか。

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それで考えて、干渉しているのはタンクのキャップなので、そこを出来るだけ低くなるタンクキャップを探してたら、ハーレー用のカスタムパーツに行きつきました。

キャップのベース部分は、もともと溶接前提というワイルドなパーツ。

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ポップアップ式のキャップなので、タンクキャップをこれだけ低く出来ます。

これが付けば、さっきのシートも収まるはず。

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ノーマルタンクの邪魔な部分を取り除いて、キャップベースが入るようにタンク上の穴を拡大。

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溶接していたら日が暮れました。

明日、溶接部分からのガソリン漏れを点検して、その後車体に装着。
無事シートが付くかな?

修理完了コーザ

NKOさんから今朝お預かりの、PX200FL2。

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修理と言うのかな?

くすんでいたメッキ類を一式交換です。

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フロントエンブレムに、両サイドエンブレム。
ウィンカーはアセンブリーで4個交換。

リフレッシュしましたね。
お引き取り時に「汚れてた?」と言っていたミッションオイルはこんな感じでしたよ。
汚れていました。

残りの部品は、また入荷次第ご連絡いたします。

 

 

 

 

 

 

 

 
放置からの復活で作業中だったコーザは、本日作業が完了。

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無事試走も終えました。

自分でも直せる友人からの依頼でしたが、慣れないベスパ、しかもコーザは重たい腰が上がらなかったのかな?
確かに作業を始めてみたら、次から次に不具合が出て来て、結果的には修理に出して良かったと思います。

前後ブレーキシリンダーにマスターシリンダー、ブレーキホースも交換。
ブレーキホースは清掃後再利用を試みましたが、エア抜き作業中に破裂しました。  汗
点灯しなかったオイル警告灯も直してありますよ。

明日の引き取り待ってます。