修理でお預かりしています。
ベスパP125X。
出張中に直しておいてと預かって、作業が遅くなりました。
普段乗っていると、ミッションオイルにガソリンが徐々に混入する症状です。
クランクシャフトのオイルシールの問題なので、クランクケースを分割。
見るからにダメ、というより、あまり見ない程の損傷です。
オイルシールが割れていました。
この状態だと、一次圧縮でピストンが下がった時に、ガソリンがミッション側に流れますね。
今回の症状と一致しています。
ピストンは焼き付きを起こしていました。
ピストン逆側は異物を噛んだ形跡があるので、オイルシールの破片の噛み込みの可能性もあり。
そして、クランクシャフトはオイルシールリップが当たる部分に腐食です。
これは昨日今日の問題ではないので、生産されてから35年の間に、長期放置期間があっての腐食と思います。
カリホルニヤにバカンス中のご報告が、残念なお知らせになってしまいました。
あ、出張か。
「今年も友達に車検を頼まれたから、自賠責保険をお願い」
は、朝一でNZWさん。
「湘南陸自?じゃあ、これもお願いします。書類は出来てますから」
と、仕事の用事をついでにお願いしてしまう、ふとどき者です。
NZWさん、ありがとうございました。