ベスパPX125Euro3。
新車納車整備です。
キャブレターにオイルポンプ、それにキャブレターケースの分解。
各部洗浄と、スロージェットを交換します。
エンジンの反対側、リアタイヤとブレーキ、それにクラッチを外しオイルポンプ駆動ギアの点検。
外したクラッチも点検し、クラッチカバーはアーム先端ワイヤーが通る穴のバリを取ります。
外したタンクは、ガソリンとオイルの滲みの点検。
オイルは一度抜き、新しいものに入れ替えますが、納車整備時は満タンの1,5Lを入れてあるので、次回オイル窓から気泡が見えるオイル補充のタイミングまでは、およそ1,400キロ。
タンクが外れている間に、リアサスペンションを取り外し、ゴムブロック部分の締め付け点検。
フロント周りはノーズカバーを外し、メインキー給油と配線の点検。
ブレーキホースの取りまわしの点検のあと、ブレーキパットの面取りです。
よれて抵抗が大きいシフトワイヤーとクラッチワイヤーの交換。
それに、ハンドルパイプと左右レバーのグリスアップです。
新車の割に点検項目が多いですね。
2011年にPXが再販された時に、輸入元の成川商会から送られてきた整備指示書をもとにしての内容です。
それにここもやった方がいいな、と思う箇所を独自に追加して、現在の整備内容になりました。
ここのところ、午後から天気が不安定になる日がありますが、週末は晴れの予報になっています。