本日グリップヒーターの取り付けをしました。
いつも使っているのはホンダ純正アクセサリーの商品です。
(品番 08T50-EWA-001H 税込13,125円)
GTSのノーマルグリップが125ミリに対して120ミリなので少し短いですが、気にならない範囲と思います。ヒーター範囲は全周タイプです。
温度調節が5段階で、バッテリー電圧の異常があるとランプ点滅と同時に自動的にスイッチが切れるようになっていますので安心です。
数年前からの使用でまだ故障の方が出ていないので、数年単位で使える商品と思います。
ここのところ冷え込みが厳しく、朝の通勤時は気温が0度に近く、二輪車には厳しい季節ですね。
先日カスタムをした50sは昨日お引き渡しでした。
カスタムの世界に明るくないのであまり個人的な感想を言っていませんが、せっかくここまでの内容ですので、どなたかの参考になればと思い個人的な感想を書いて見ようと思います。
カスタム内容はピナスコのレーシングクランクにET3クロスミッション、一次減速は3,0でクラッチはカーボンクラッチです。
シリンダーはピナスコの55ミリアルミシリンダーでインテークマニホールドもピナスコ製、キャブレターはデロルトのPHBL24パイでチャンバーはPMチューニング製。。
当たり前なんですが、ノーマルの50sとは性能面で雲泥の差があります。ET3と同じクロスミッションなので、4速はやはり少しオーバードライブ気味。しかし2速、3速の加速はかなり強烈です。これと近い内容のカスタムの方でタコメーターを付けてる方がいますが、最高回転数は1万回転位のようです。
ただそこまで回しても最後まで力強く加速はせず、8,000回転から9,000回転位までが実用範囲でしょうか。
純正のクロスミッション使用ですが、新車時に装着のものよりギアの辺り面のバリなどが多いため、1000キロ以内でのミッションオイルの交換が必要になります。
今回使用したアルミシリンダーですが、これが何と言っても高性能。アルミシリンダーの場合鉄のスリーブ入りというのもありますが、こちらはすべてアルミでスリーブ部にはメッキがされています。
おそらく鉄のシリンダーと最も違うのはこのメッキ部分の抵抗かなと思います。
今回フライホイールはノーマルなので街乗りでの乗り易さを残しています。このあたりは好みで分かれるところなので、ノーマルを削るもしくは軽量フライホイールという選択になります。
フライホイールを軽くするのはエンジンの吹け上がりには顕著に出ますが、回り続けようとする慣性がなくなりますので、エンストしやすくなる、または落ち着きのない印象になります。
チャンバーは初めて使ったPMチューニングというメーカーのものですが、こちらは乗りこんでいないのでまだ性能は分かりません。
ただ今まで使用したものよりサイレンサーが太く、排気音は低めです。作りも良い印象を受けました。取り付けも小加工で大丈夫です。
インテークマニホールドはポリーニ製がノーマルと同じラインにたいして、こちらのピナスコ製は直線的なデザインです。レスポンスに影響があるかもしれませんが、はっきりとは分かりません。
カーボンクラッチはつながりがスパっと良いという意見の他に、温まるまでクラッチの切れが悪いという意見もあります。
寿命についてはまだ分かっていません。
中途半端なインプレッションですが、どなたかの参考になればと思います。
今回書いた内容にはSさんが人柱としてデータ収集、研究されている情報が数多くあります。
この場を借りてお礼申し上げます。
スペシャルサンクスです!