月: 2011年1月

LX125ツーリング 中古車のご案内

本日は中古車のご案内です。

通常のLXに前後キャリアと風防、それにサイドスタンド付きのモデル「LX125ie ツーリング」。
車体色は専用色のブラウンです。

2010年の10月に新車で販売したワンオーナーの車両になります。

転倒歴や大きな傷もなく、車両の状態は良好です。

落ち着いたブラウンメタリックの車体色と専用のシートがとても良い雰囲気ですね。

走行距離は1,760キロになります。

LXシリーズはインジェクションになってから、始動性や走行時のエンジンフィーリングなどが改善しました。
こちらのツーリングモデルもインジェクション仕様となります。

車体本体価格は¥279,000円(税込)になります。

通常車体本体価格の他に登録料金、整備料金などの費用がかかりますが、こちらの車両は新車で納めてからの期間も短いため、オイル交換他点検はいたしますが、整備料金はかかりません。
今回は登録手続きもサービスで行いますので、車体本体価格と自賠責保険の料金で乗り出して頂けます。

ご興味のある方はお問い合わせください。  ^^

ここ数日、時間があれば眺めています。

先日頂いた海外のパーツカタログ。

400ページ近いボリュームでパーツの紹介がされているのですが、パーツはもとより、ヨーロッパ各地のベスパの写真が載っていますので、非常に面白く見ていて飽きません。

明日は休みですので、今夜は自宅でゆっくり楽しもうと思います。

寒い寒い一日

本日PXの修理をする横では、Sさんがスモールにエンジンを載せています。

朝から昨日の続きの作業をして、お昼過ぎには完成しました。

さぁ!週末の休みを利用して、ひと月に二度もエンジンを分解した効果はいかに。  ^^

僕も早速試乗させてもらいました。

結果は「とにかく寒い!!」  (笑)
試乗から戻ってきてすぐに雪が降り始めました。
風が肌をさすような気温ですね。

それはさておき前回の3,0の一次減速の問題点、3速から4速にかけてのギアの離れた感じは見事に解決していました。
今までの3,0の一次減速の時は、1速2速3,5速4,5速のような印象でしたが、今回ET3のクロスミッションにしたことで3速の加速が改善され、また4速での加速も問題ありませんでした。
4速の使い勝手は短い試乗では分からないこともあり、乗りこんでいけばまた気になる点もでてくるかもしれませんが、本日の段階ではとてもいい感じでした。

フライホイールはノーマルを削り軽量化していますが、扱いにくいほどにはならず、全体的なバランスもよく仕上がっています。

オーナーもこの仕様が気に入っていたようですので、しばらくエンジンはこのままで乗ることになりそうです。ただブレーキや点火など新たなる計画もあるそうで・・・・・・・・。

完成まで、まだまだ楽しめそうですね。  ^^

ちょっと仕事の合間に休憩なんて言って座っていると、根っこでも生えて立てなくなりそうな寒い日ですが、こちらのお二人は元気。

スタンダードのIさんとスモールのTさんは真鶴までのツーリングの帰りです。

春になったらまたツーリングなんていう話もしながら今日も一日が終わっていきますね。

今夜は冷えるようですので、暖かくしてお休みください。

次のステップへ

先日クランクケースを分割、一次減速ギアを3,0に交換したばかりのSさんのスモールですが・・・・・・。

まだまだ物足りず、理想のエンジンにするために再度クランクケースを分解。

今回はET3用のクロスミッションを組みこみます。

ピナスコの102ccアルミシリンダーにPHBL24パイキャブレター、チャンバーはポリーニエボリューションで、3、0の一次減速ギアにクランクシャフト加工、今回さらにET3用のクロスミッションが追加されました。

カスタムのメニューが多すぎて、書くのも大変になってきました。   (笑)

明日試乗させてもらうのが楽しみです。

そして奥に移っている白の50sが新たに修理でお預かりになりましたが、今回予想外の故障が連続してしまいました。

「出先でクラッチが切れなくなったので、クラッチを使わずお店まで乗っていきます。」
と、ご連絡をいただきました。

クラッチが切れなくなった原因は、インナークラッチレバーが折れたためでした。

クラッチワイヤーが切れているわけではないのにクラッチがスカスカの時は、これが原因のことが多いですね。

この故障の時に、
「この部品よく壊れるんですか?」
と聞かれると、いつもおかしな返答になります。

「そんなしょっちゅう壊れる部品ではないんですけど、そんな珍しい故障でもありません。」と。   笑

そして他の故障も重なりました。

クラッチを使わずにお店まで来る途中、エンジンが焼き付きを起こしてしまいました。

偶然にも先ほどと同じピナスコの102cc。

以前からあったと思われるシリンダーヘッドからの圧縮漏れのあと。

インテークマニホールドに飛び散った混合気のあとを見ると、今日の走行で完全に抜けたような感じがします。

エンジンの故障直前にオーナーが「パン」という音がしたということなので、シリンダーヘッドからの圧縮漏れとも影響があったのかもしれません。

クラッチとシリンダーの2つの故障に因果関係はありませんが、同時にとは珍しいですね。

こちらの車両のオーナーKさんも、今回の故障をきっかけにエンジンをオーバーホール、ギアの変更もなんてアイデアもあるそうで・・・。
故障したのは残念ですが、ベスパをカスタムして楽しんでいる方々、転んでもただでは起きません。  ^^ 

  

これでまた30年

走行中にエンジンが止まってしまった、ということで、昨晩引き取りにお伺いしました。

青いトラックに、青いベスパ。

荷台に積まれているのはP125Xですが、毎日通勤で活躍中です。

点火不良なので、発電機とポイントを点検してみます。

古い車両なので、配線は劣化がはげしいですね。

30年以上前の車両なので劣化は当然なんですが、それよりこの配線で数日前まで快調に走っていた、ということの方が感心してしまいます。

毎日走っているだけあって他に不具合は無く、発電機の配線の引きなおしとポイントの調整で修理完了です。
これでまた30年大丈夫でしょうか。  

そして現在納車整備中のLX50 4Tですが、本日ガラスコーティングの施工です。

見た目もさることながら、体感出来るのは汚れたあとの洗車の時ですね。汚れの落ち具合は格段に違います。

ブルドックのオブジェはご愛敬。。。。 ^^
  
乾燥した店内でもひときわ潤ってますね。  (笑)
明後日の納車となります。 

手作りの特殊工具

昨年の6月から始まった「高速道路無料化社会実験」。

このあたりですと、新湘南バイパスに西湘バイパス、箱根新道など便利に使っています。
当初の予定通りにいくと、今年の3月の末日には終了ですが、変更で引き続き無料になるといいなぁと思います。

その新湘南バイパスを、修理の完了したGTS250で試走しました。

走行中に突然エンジン停止という今までにない症状でしたが、無事に修理も完了し、念のため60キロちょっとの試走も終え、修理完了です。

そしてステアリングステムのベアリングの交換とフロントフェンダーの塗装の作業をしていたPX200FL1も、本日修理が完了しました。

きちんと手入れをされている雰囲気が好印象なこちらの車両。

画像だと分かりませんが、LMLのパーツやP200のパーツの流用をしてオーナーの好みに仕上がっています。
ホイールはチューブレスになっていますね。

今回の修理作業に使った、ステアリングステムのナットを回すのに必要な特殊工具です。

普通のオートバイでしたらスパナ型のもので大丈夫ですが、ベスパの場合はレッグシールドもあるのでこの形が便利です。

市販のベスパ用の工具とほぼ同じ形ですが、ボングーにあるレンチは手作りです。
以前金属加工が得意な方が作ってきてくれたものですが、市販のものよりガタが少なく精度が良いものです。

熟練した方の技術とは素晴らしいものですね。