月: 2010年8月

気分は次のツーリング

昨日のツーリングの余韻を残しながら本日は仕事です。

隣では昨日のツーリングでトラブルが発生の二人が、各自スクーターのメンテナンスをしています。
分からないながらも少しずつ自分で作業を覚えていくのも、楽しいスクーターライフ楽しみの一つですね。

そして僕の方は50sの納車整備の最中。
75ccに排気量をアップのため、シリンダーピストンを交換します。

このくらいアップだとエンジンの仕組みも分かりやすでしょうか?
シリンダーを交換するにはエンジンのマウントシャフトのフロント側をゆるめ、リアサスペンション固定のボルトを外します。
そうするとエンジンが「ゴロン」としたにおりますので、この状態で作業します。

右側のパイプはインテークマニホールドで先端にキャブレターが付きます。

ボアアップの必需品4枚強化クラッチ。
バリをベルトサンダーでおとして組みます。

最初の画像の反対はこうなってます。

ご自分で作業するかたは少ないと思いますが、なんとなくでも構造が分かっているといないとでは全く違いますからね。

今週の後半にはお渡しできるようにと残りの作業を進めています。

昨日ツーリングが終わったばかりですが、来月はどこにする?なんていう話もすでに!  ^^
毎月最後の日曜日あたりをいつもツーリングにしているのですが、10月10日に茨城県牛久市で行われるベスパのイベント「ベスパブランチ」にも参加したいので、そうすると9月は早めにツーリングをと思っています。

日程が決まりましたらトップページにもアップしますので、どなたでも是非ご参加ください。

丹沢ツーリング

午前10時、出発前の集合写真。

みなさんいい笑顔ですね。
ハンドチェンジ4台とGTS250が2台、6台での出発です。

海岸沿いを走るR134号線で小田原方面へ。

二宮辺りから北上し、中井の山道を走ります。
このあたりはほとんど車がいないのでとても走り易く、ワィンディングも楽しめます。

その気持ちの良いワィンディングの最中、もてちゃんプリマベラがパンク。

ET3ではなくプリマベラなのでマフラーを外す必要もなく、10分ほどでスペアタイヤに交換。

しかし今日も日差しが非常に強く、太陽のもとでの作業は数分で汗が流れます。
転倒にならず一安心。

無事に修理も終わり出発。

そして山道は終わり、R246号線で御殿場方面へ走ります。

休憩のときにはペットボトルをあっと言う間にカラにしてしまうくらいの気温の高さ。
丹沢湖まであとちょっと。

このあたりまできたら本当は半袖だとヒンヤリの予想が、やはり今年のこの暑さ、なかなか気温は下がりませんでした。

丹沢湖半周は一方通行のためここでもワインディングを楽しみ、そして小休憩。

木々に囲まれた湖畔をベスパで走るなんていうのは、やっぱり気持ちいいですね。

左側と中央は親子で参加のSさん。
初めてのベスパをお父さんに買ってもらい、慣れない操作でいきなりのツーリングでしたけど、おそらくいい思い出になったでしょうね。

十分休憩してから丹沢をあとにします。

そして帰り道国道一号線で、今度はSさんの息子さんショウちゃんの50sがエンジンストップ。
火花が飛んでいませんでしたが、コイルの配線付近の接触ですぐに復活。

暑さは厳しかったですが、無事にツーリングが終わりました。
丹沢湖まで往復120キロ。
楽しかったですねー。  ^^
また行きましょう。

暑い暑いと言っても二輪は楽しめる季節が限られますから、乗れる時期は沢山走りたいですね。
最後のツーリングが11月の終わりになると思いますので、今年はあと3回位でしょうか。

30分前の綺麗な夕日。
今夜は良く眠れそう!

オートマ整備

今日は連続してオートマ駆動系の整備となりました。

こちらはGTS250。
駆動パーツの消耗品、ドライブベルト、ウェイトローラー、スライドピースを交換します。

手で触ってもベルトで出来てしまう段差もなく良い状態。
国産スクーターの場合2万キロで要交換になる場合もあるので、それに比べると強度があります。

現在の走行距離は2万キロです。

そしてこちらは今朝引き上げにお伺いしたLX150。
毎日通勤で往復70キロを高速道路でお使いの車両です。

西湘バイパスの追い越し車線を走っていたところ、ベルトが切れてしまいました。

推奨交換距離は15,000キロ。
とくに高速道路中心の使用だっため、2万キロはもちませんでした。

ベルトが切れるとまれに他のパーツまで破損してしまう場合がありますが、今回は幸い特に破損はありません。
ドライブベルト、ウェイトローラー、スライドピースを交換します。

発進時や低速走行時に駆動系から「カラカラ」という音が気になったら「スライドピース」の交換時期。
小さいパーツですが、消耗すると発進時すこしもたつくような症状や音がでます。

現在19,700キロ。
みなさん良く走っています。

今日はとても仕事をしてる感じのブログですね。   笑
そして明日は丹沢湖ツーリング!
車が少ない山道ばかりを選んで走ります。
丹沢ツーリングはお気に入りのコースの一つです。

明日10時にボングー出発ですので、どなたでもご参加ください。  ^^

いつから中年??

本日修理でご来店のスタンダード。

昨晩逗子でシフトワイヤーが切れたため、トロトロと一速のまま茅ケ崎まで、遠い道のりです。。。
オリジナルの状態を保っている雰囲気のある車両で、150キロのツーリングもこなすコンディションを維持しています。

この年代の車両で距離のあるツーリングにもある程度安心して行けるのは、普段から頻繁に乗ってコンディションを維持しているから出来ることですね。

話は変わりますが、先週から足になんとなく痛みがあり、そんなにひどくはありませんが気になるので先日の火曜に病院に行きました。
結果は来週の休みに聞きに行くのですが、もしかして「痛風?」なんて思ったりも。
病院の先生が言うには「痛風ではないと思うけど・・・血液検査しましょう」とのこと。

以前読んだ沢木耕太郎という人のエッセイで、
「男はいつから青年でなくなるのか」ということが書いてありました。
幼児期、少年期、青年期、壮年期(中年期)・・・と続くのですが、青年期はいつ終わるのか。

本には就職、成人、結婚などいくつかあげられていましたが、最後は「生命保険に加入したとき」という結末で締めくくられています。
命を担保に誰かに残したいと思ったとき、残さなければいけなくなったときに男は青年でなくなると。
なんともダンディズムを感じる話ですが、それより「痛風になった時」これもここに入れていいんじゃないかと。
これほど漢字ふた文字で強烈に「中年男性」を連想させる単語もないですからね。  笑

なにはともあれ結果はいかに。

夏の終わりに・・・

スモールの中では一般的に評価の高いET3ですが、人によっては「トルク不足」と感じる方もいます。

クロスミッションによりどこからでも気持ち良く加速していきますが、100ccクラスにボアアップした50sなどに慣れてしまうと確かにトルクはないように感じますね。

こちらのオーナーもそういった理由により133ccへ。
いつも綺麗にされている方なので、作業もスムーズに進みます。
本日ピストン、シリンダーは組みましたので、明日クラッチの交換などして完了です。

夏の終わりは何か物哀しい気分になりますが、今年くらい暑い日が続くと秋が待ち遠しいです。
そろそろ紅葉の季節の箱根なんて走っているのを想像していると楽しいですね~。

夏の走り納め、今月のツーリングは今週の日曜日です!