今朝の国道134号線は、地引網やバーベキューの団体でとても賑わっていました。
それに今朝一番に来店のK氏は、「コンプレッサー貸して!」と言って、流しそうめんに使う為、竹を半分に割ったものの節をリューターで削っていました。 ^^
夏だなぁ~!
それはさておき、昨日無事に完成したはずのLMLですが、今朝お店に来てみるとエンジンの下に2サイクルオイルが漏れています。。。
下から覗いてみてもオイルタンク辺りではありません。
エンジンの濡れている感じからオイルポンプからクランクケースまでを点検です。
先日のセルモーター同様、もとは混合のエンジンを後から分離給油にしたのでオイルも複雑なラインを通ります。
これはキャブレターがつくケースを下から見たところ。
画像中央の溝がオイルの通るラインです。
このようにガスケットが入ってクランクケースに合わさります。
しかしよく見ると、オイルラインがガスケットからはみ出てる!!
これではエンジンの外側に漏れてしまいます。
チェック不足でしたが、危ないところでした。。。 汗汗
先ほどのは新品のガスケットセット付属のものですが、分解時エンジンについていたものが正常なので、そちらをもとにガスケットシートから製作します。
こちらが正常な状態。
キャブレターケースをエンジンに仮止めし、オイルが出口から吐出されるのを確認します。
画像左上の小さな穴がオイルの出口。
これからキャブレターに入り、クランクケースへ。
分離給油にとってこのオイルラインは潤滑の要なので、もうちょっと確実に点検出来ると安心感が違うんですけどね~。
オイルの潤滑が悪いと2サイクルエンジンはすぐに壊れてしまいますので・・・。
エンジンはもとより、オイルポンプ、キャブレターケースなど分解時には必ずしばらくは混合ガソリンにして使用した方が良いです。
多少オイルが濃くなり煙も多くなりますが、今回のようなケースやオイルラインからエアが抜けるまでの保険になります。