昨日仕事を終えての帰り途中、ET3で小田原方面へと走っていたところ、信号待ちのアイドリング時に回転が不安定になる症状が出ました。
いや~な感がしたんですが、空ぶかしをしてもいつもどおりのふけ上がりだったので、そのまま気付かないふり?をして走っていると、次の信号待ちでエンジンストップ!
キックを数回してみてもかかる気配が全くないので、路肩に寄せてガソリンタンクの残量をチェック。まだかなり入っています。
「点火系だったらやだなぁ~・・・・。」と思いながらも再度キックをすること10回位、「パパパン!」と再始動しました。
しかしなんとなくアクセルのつきが悪い。
「スロージェットでも詰まったかな??」と思いながら走りだし、あと2キロ位で家に着く!というところで、今度は走っている途中にエンジンストップ・・・。
そして今度は何度キックをしてもエンジンがかからず、あきらめてとりあえずプラグのチェックを。
とみてみると、プラグの状態は悪くないし、火花は??と思いながらプラグキャップにプラグを付けて、エンジンにアースしてキックをしてみると「バチバチバチ」と元気な火花が飛んでいます。
元気な火花をみたところでだいぶ安心!
50s、100のようにポイント点火のベスパだったら、その場でポイント調整とか何とかで調子が悪いながらも走れますが、ET3は点火がCDIの為、もし火花が飛ばない!なんてことになったら、とりあえずその場での修理は無理になりますからね。
火花が飛んでいることを確認したので、それじゃあ何だろう??と思いながらもプラグを戻し、エンジンフラップを外した状態で再度キック!
すると、「バチバチバチ!!」と普通は聞こえてはいけない火花の飛んでいる音が!!
原因はここでした。
アップにすると・・・。
ハイテンションコードの先端から一センチくらいのところに穴があいているのがわかりますでしょうか?
ハイテンションコードにプラグキャップをねじ込むんですが、それがコードの中心にささっていなくて、コードの外側へ飛び出していたんですね。
それなのでこの状態だとハイテンションコード、プラグキャップ、プラグと行くはずの電気が、ハイテンションコードからフレームに行ってしまいます。
それなのでキックをした時周りが暗かったせいもあって、キャップの根元からフレームに稲妻のような火花が飛んでいました。 笑
原因が分かってすっきり。
コードの先端を一センチちょっと切ります。
これでキャップをねじ込めば修理完了!
いつも携帯していて良かった「ライトとナイフ」!
そしてこちらは先日から作業していたET3のエンジン。
完成しました。
50sのフレームに載せるため、CDIの位置を変更。
ホイールリムは新品に交換です。
新品はネジの部分まで塗装されているので、ダイスをかけます。
タイヤも新品のミシュランS83。
いい雰囲気ですね。
ホイールは三個とも新品ですが、まだ一つは届いていないため、とりあえず二つを交換しました。
もう50sの方のエンジンは降ろしましたので、明日エンジンを載せます!
そしてこちらは同時進行のPX200。
こちらは本日エンジンがほぼ組みあがりました。
オイルが複雑なラインを通る分離給油。
ピストン、シリンダーも装着し、キャブレターケースもつきました。
こちらは明日エンジンを載せて、エンジン始動!(予定・・・。)です。