本日は整備が終わった車両2台の引き渡しになりました。
共に今月中の納期で作業していたので、無事に納車が完了しまして一安心です。
ET3は数日前に整備が終わっていたのですが、50sの方は昨日の夜完成になりました。
錆が目立った左右スイッチボックス、ミラー、ホイール前後は交換になり、ハンドルとエンジンフラップは塗装をしました。
塗装後の組みつけを慎重に行います。
このハンドルパイプをアクセル側とチェンジ側抜いて整備するというのは、とっても重要な作業です。
整備がされていない車両はここの部分の動きが悪く、手が痛くなるほどです。
乗るのが憂鬱になってしまいます。
エンジンのオーバーホールもしたのでいたって好調!
無事に試乗も終わり、完成です。
そんな納車続きの中、一人自分で作業をしているこの人は・・・。
PX200FL、ET3に乗っているアキちゃん。
いつもなんでも作ってくる方なんですが、今回はフライホイール軽量化に伴いセルモーターを外したので、その部分のカバーをカーボンで自作!!
そしてフライホイールについているセルモーター用のギアをさらなる軽量化の為取ろう!ということに。
焼きばめしているだけなので、熱を加えて取ろう!!
とやってみたのですが、熱ではうまくいかず・・・。
サンダーでカットしました。
ノーマルのフライホイールと比べるとこんな感じです。
ハンドチェンジのベスパは、全般的にフライホイールが若干重くなっています。
それが2サイクルらしからぬトルクのある乗り味になっているのですが、アクセルに対してクイックなレスポンスがお好きな方は、フライホイールの軽量化は効果大です。
そしてこの車両、キャブレターをヨシムラミクニの26パイに変えているせいで、キャブレターの位置が高くなり、ガソリンタンクの残り3リッターが落ちてこない。
そこで以前から計画していた燃料ポンプをつけることに。
使うのは車種不明の部品です。
おそらくホンダ?でしょうか。
ホンダのディオやリードなど、ステップの下にガソリンタンクがある車両は低い位置から高いところのキャブに送るため、負圧を利用した
ポンプがついています。
今回は知り合いのバイク屋さんより中古をもらってきたので、まず使えるかチェック!
無事に元気よくガソリンが出ました!
前回の修理の時に「ポンプ付けよう計画」はあったので、その時に負圧をとるニップルをインテークマニホールドに装着してあります。
ポンプを固定するステーを製作の為、本日は計画の確認まで、となりました。
完成したらかなりかっこいい感じになる予定です。