APE 分解編

工具箱が遠いので、普段車に積んでいる工具で作業。

走行中にエンジン停止、圧縮がないので腰上を分解します。

もうしばらくAPEを触っていなかったので、作業手順もすっかり忘れてる。
仕方ない、ゆっくり地道に。

腰下クランクの方は無事のようです。

分解前に何気なくマフラーを触ったらグラグラ。
マフラーが緩んでいたのではなく、シリンダーがグラグラでした。
焼き付くわけだ。

可能ならシリンダーなど再利用出来れば、との事でしたが、シリンダーとピストンの交換が必要になります。

合わせて作業ご依頼のあった、キャブレターのボルト折れ修理。

こちらも地道に作業で、ようやく抜けました。
お預かりした中古シリンダーを使用の場合と、新品のシリンダーキット使用の場合のお見積りをご連絡します。

修理お預かり APE

ハンドルが切れないとお電話を頂いて、午後一でお預かりのプリマベラ125。

ハンドルの違和感は、ほぼステアリングステムベアリングの異常です。

ハンドチェンジの場合は、ほぼ上側ベアリングの破損ですが、これが噂に聞いていた下側ベアリングの破損か。

主にオートマチックの125クラスに多いのかな。
菊ちゃんのブログで多く作業されています。

ブレーキラインとスピードメーターセンサーを解除して、フロントフォークを抜いて作業。

ここまで酷いと、ベアリングレースも全て交換が必要です。
消耗部品の在庫は切らさないように気を付けているものの、下側ベアリングレースを切らしていました。
ちょっと部品待ち。

 

 

 

 

 

 

 

 

今朝メールのチェックをしていたらAPEの修理ご相談が。

その後お電話で話が進んで、夕方にJAFで入庫となりました。

引っ越しをして店舗が広くなったので、APEを店内に入れても思ったよりも小さいなと思える余裕。

クランクのスモールエンドベアリングが破損して、10年ほど前にクランクケースを交換した車両です。

今日は何をやってもエンジンが始動しませんでした。
コンプレッションゲージで圧縮を測定も明らかに数値が低い。

お預かりした中古のシリンダーに交換予定です。

ベスパ50s 納車整備その2

納車整備の続きです。
ベスパ50s。

快適に走るために、75ccのキットと一時減速ギアはピナスコへ。

ポートとリングギャップの調整。

しばらく乗っていない車両のクラッチはこんな状態に。

ボアアップするため、クラッチは4枚強化タイプへ。

付属のクラッチスプリングは硬すぎるため使用しません。
(株)ベスパさんオリジナルクラッチスプリングへ交換。

ステーターコイル周りの点検に、クランクシャフトオイルシールの交換。

明日も引き続き作業の予定です。

ベスパ50s 納車整備

納車整備です。

ベスパ50s。

積極的に販売しなくなってもうだいぶ経つので、販売するのも納車整備も久しぶり。

走行も少なく、フライホイールも新車のよう。

エンジンをごろんする、と普段は良く言っている状態。

キャブレターを外した後エンジンマウントの前を緩め、後ろ側を外し半分下ろした状態にします。

普段50sのカスタム車で遊びまくっていますが、それはVespa GPのレギュレーションに合わせた102㏄仕様。

久しぶりに見た50sのピストンの小さいこと。
修理ご来店多数で、本日分解まで。

 

 

 

 

 

 

 

 

営業時間終了後は、クランクシャフトの交換が終わったPX150Euro3の試走に。

試走を終えて帰ろうと思っていたのですが、シフトフィーリングが気に入らない。

色々思い当たる所を見ていくと。

シフトリンケージがクランクケースに干渉しています。
左右転倒歴があるので、その時のものなのか、はたまた新車からの不具合なのかは不明です。
修正でシフトフィーリングは改善しました。

スモールと違っていざとなったらシフトリンケージが簡単に出来るのが良いところ。

作業お待たせしました。

PX150Euro3 クランクシャフト交換後編

クランクシャフト交換中、PX150Euro3の作業後半です。

クランクシャフトの交換なので、ミッションは本来関係ない作業です。

が、走行距離も進んでいることなので、ドライブシャフトのオイルシールも交換したい。
ドライブシャフトとミッション、セカンドシャフトを分解。

このドライブシャフトのベアリングとオイルシールの位置関係は、年式で違ってきます。

こちらはEuro3なので、ベアリングがタイヤ側で、オイルシールは内側です。

こんな感じでオイルシールがケースの内側に。

ベアリングとオイルシールを外したのがこちら。

穴が見えますね。
オイルシールがダメになった場合、ブレーキにミッションオイルが流れ込むのを防ぐため、PX後期からFL、Euro3はこのタイプ。

オイルシールを交換します。

奥まっているので、交換は慎重に。

組み付けです。

今回異物噛み込みのため、シリンダーとピストンも交換です。

新品のシリンダーキットはリングのギャップ調整など下ごしらえ。

後はキャブレターケースから2サイクルオイルの吐出確認後、試走で完了の予定です。

シフトリンケージ プーリー交換 50s

日常の足として、毎日通勤でご使用のベスパ50s。

そういう使い方をしている方も、もうだいぶ少なくなりました。

シフトワイヤー切れの連絡を頂いていたので、ワイヤー交換でお待たせしません。
と言っていたのに、予想外の展開に。

シフトリンケージのプーリー破損でした。

新品の在庫がないので、中古エンジンよりパーツを取ります。

破損プーリーと中古プーリー。

ここを作業する時はエンジンが下りている時なので、いつもはエンジンをひっくり返して作業ですが、今回は珍しく車載で。

車載で工具を入れるために、リアホイールとブレーキのバックプレートを外しての作業。
ここからしばらく変な体勢で悩むことに。

車両に付いていた破損プーリーは、ピンのセンターがやや左。

部品取りからのパーツのピンのセンターはやや右に。

付かない訳だ。
エンジンケース内にあるシフトリンケージとセットのパーツなんですね。
知らなかった。

プーリーを加工しての取り付けになったため、日が暮れました。

サービスで先ほど納車でした。

クランクシャフト交換 PX150Euro3

クランクシャフト交換でお預かり中です。

ベスパPX150Euro3。

Euro3でクランクシャフトの交換が必要になったのはおそらく今回が初めて。
それも珍しく大端部のトラブル。

クランクケースを分割します。

年式が新しいので、ケース内は綺麗。

ケース清掃と、到着している交換パーツ。

今回、クランクシャフトの大端部からの異物発生のトラブルです。

異物がどこまでダメージを与えているか確実には分からないので、念のため、両サイドベアリングも交換します。

フライホイール側ベアリングのインナーレースは、1ミリのクリアランスが必要。

明日作業の続きです。

15年の不動期間後 復帰作業 ベスパ125ET3

何年放置してしまったか、お伺いしたが忘れてしまいました。

自賠責保険のステッカーから、15年以上の放置期間があったようです。

再び走れるようにと整備のご依頼は、ベスパ125ET3。

キャブレターのガソリン入口のフィルターはご覧の状態。

キャブレターの分解清掃。

放置車両はガソリンタンクが大事で、出来れば新品への交換が理想です。

ガソリンタンクの交換と合わせて、ガソリンコックとホースの交換。
ET3は特にスロージェットが長く詰まりやすいので、ガソリンタンクは重要です。

キャブレター清掃でも調子が出ない場合は、スロージェット交換が吉。

クランクシャフトオイルシール交換と合わせて、ステーターコイルの配線の点検。

ET3の場合、ハイテンションコードが長いので交換が手間ですが、やっておくと後々のトラブル防止に。

フレーム左側、小物入れの中のCDIユニットにつながります。

ET3はスモールの中で最大排気量なので、シリンダーも大きい。

そのためプラグキャップとフレームとのクリアランスは少なめです。
タンデム走行の段差などで当たって、エンジン不調になるケースがあります。

ここまで整備してからのエンジン始動。

現状ではエンジン本体に問題はなさそうです。

長期放置車はクラッチ要交換。

これはベスパに限らず、長期保管期間でクラッチが張り付きます。

再生産後のET3はクラッチスプリングがダブルなので、クラッチプーラーは使えない。

リアブレーキ回りも整備。

ブレーキカムのグリスアップとブレーキシューの交換。

新車時からのタイヤと思われる30年選手のタイヤは交換。

車体周りです。

ステアリングメンテナンスのため、フロントフォークを抜きます。

ステアリングステムベアリングとレースの交換。

お次はハンドルパイプ。

スロットルとシフトパイプを抜いて、清掃と合わせてウィンカー保持用インナーパイプとの擦り合わせ。

オメガグリスで組み付けて、スロットルもシフトもスルスルに。

ワイヤーは、リアブレーキワイヤー以外全て交換。

フロントブレーキのメンテナンスもリアと同じく。

放置車両の場合、ドラム摺動面は錆びていますので修正。

あちこち整備したので、各部スムーズで試走も快適。

ですが、排気音が良くないし力も出てない。
マフラー詰まりの症状。

試走後、追加作業でマフラーも交換。

お預かりから整備完了まで、作業お待たせしました。

Vespa GP 2025シーズン用フレーム

2016年からVespa GPに混ぜて頂いているので、今シーズンではや9年目。

誰よりも速く走る目標には未だ届かず。

が、転倒の回数の表彰台があったら、なかなかいい線いってるんじゃないかな。
幸いにも大きな怪我無く来ていますが、9年間コケまくってフレームはだいぶやれてきた。

そこでフレームを一新しようと新フレームの依頼をしていた某氏より連絡を頂き、某日某所へ引き取りに。

某の連続ですが、このフレームの補強を見ればどなたの仕事か一目瞭然。

このフレーム補強にも歴史があって、硬すぎてもダメだしと何度も何年もの試作の結果での今回の仕様。

お忙しい中ありがとうございました。
シーズンオフの12月からの作業の予定です。

今週12日(金)は臨時休業となります。