Bongout Staff Blog

タグ: PX200FL1

週末は奥多摩湖ツーリング

お預かりしてから、修理着手まで遅くなり済みません。

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15年放置からの再始動修理でお預かり中、ベスパPX200FL1。
キックは降りません。

長期放置でキックが下りない場合、オイルやガソリンがエンジンケースに流れ込み、そのせいで圧縮が上がり、キックが下りない場合があります。

ひとまずプラグとフライホイール側オイルシールを外し、一次圧縮と二次圧縮共にフリーにしましたが、それでもキックは降りません。

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こうなるとエンジン内のトラブルですので、まずはシリンダーを分解。

比較的大きな焼き付きに近いピストンの傷と、放置によるシリンダーの錆です。

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エンジン内の油分が切れていますので、どうやらガソリンが流れ込んでいたようですね。
クランクシャフトは錆で真っ赤でした。

最初回らなかったクランクシャフトですが、潤滑剤を塗りながら、徐々に動くようになりました。
クランクウェブロータリーバルブですので、360度は回転はさせません。
ロータリーバルブに傷がつくと、クランクケース破損につながりますので。

ひとまず現状をお知らせしてから、見積もりになります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 
台風の影響が気がかりですが、週間予報では大丈夫ですね。

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週末、日曜日のツーリングは奥多摩です。

8月26日(日) 午前8時 ボングー出発 奥多摩湖ツーリング
第2集合場所  午前9時 スリーエフ厚木及川中原店
神奈川県厚木市及川1094−9

裏道に次ぐ裏道で行く、凝ったルートの奥多摩湖ツーリング。
第2集合のお隣がスターバックス、近くにガソリンスタンドもありますので便利かと思います。
暑さもひと段落しましたしね。

事前の出欠確認はありませんので、どなたでもお気軽にご参加下さい。

PX200FL1 車体整備

ミッションの修理が完了したPX200FL1。

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エンジンを車体に戻す作業と同時に、24ヶ月点検です。

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ミッション修理が終わったエンジン。

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シフトワイヤーです。

マフラーのエキパイ近くを通るので、ワイヤーホルダーから外れていると、このように熱で溶けてしまいますね。

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シフトワイヤーをアウターごと交換。

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クラッチワイヤーもアウターが傷んでいましたので、アウターごと交換しました。

ハンドルパイプは一度分解。
古くなったグリスを掃除し、組み付けます。

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整備後です。

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各ワイヤー新品でリフレッシュ。

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タンクからのオイル漏れ、ガソリン漏れの点検。

ホースを交換します。

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キャブレターはオーバーホールし、キャブレターにキャブレターケース、それにオイルポンプを定盤で面研。

キャブレターケースの中に納まるオイルポンプですが、ミッションオイルは潤滑のためここまで上がっています。
なので、今回のミッショントラブルでは、ここまで鉄粉が上がって来ていました。

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2サイクルオイルの吐出確認のため、プラグを抜いてクランキング。

普段セルを回しますが、セルレス車両だった。
Tシャツを濡らしながら、キックを繰り返します。(NZEさんが)

本日試走かな、と思っていましたが、夕方バタバタしました。
ので、完成、試走は明日に持ち越しです。

PX200ミッション修理 組み付け完了

昨日組み付け中に撮影した動画。
アップするのを忘れていました。

クランクシャフトから駆動される、オイルポンプギアの動きです。
普段見れませんからね。

もともと混合のエンジンを後から分離給油にしていますので、なかなか工夫されたメカニカルな感じが面白いですね。

キャブレターケースにオイルポンプが付くと、さらにメカニカル。
オイルポンプ関連ギアだけでも結構な部品点数なので、納車整備時など、経路途中のギアは全て点検しています。

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3連休はご来店が少ないのが常なので、本日も作業は順調に進み、先ほど完成でした。

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同時に24ヶ月点検も承っていますので、これから車体の整備です。

PXミッション修理 組み付け続き

昨日の作業の続きです。

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ミッション修理のPX200FL1。

内燃機屋より戻ったクランクシャフトを、クランクケースに引き込みます。

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続いてセカンドシャフトです。

ニードルベアリング21本。

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トルクレンチを使い締め付けます。

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今回破損の原因となったギアセレクター。

新品のドライブシャフトに、新品のセレクターロッドで組み付けます。
逆ネジです。

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ギアセレクターを組みつけたドライブシャフトを引き込みます。

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ブレーキカムのOリング交換に、カムのグリスアップ。

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引き込み作業は完了です。

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こちらも全て新品にしたミッションギアを組みつけます。

ギアクリアランスを確認。

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シムを使い、適正値になるよう調整。

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クラッチの中も鉄粉だらけでしたね。

清掃し、クラッチプレートにフリクションプレートを交換。

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エンジンのオーバーホールの作業は、かなりの時間を掃除に使いますが、ピストンの掃除もなかなか時間がかかりました。

シリンダー、ピストン共に傷もなく状態は良かったのですが、ピストンリングはカーボンによる固着寸前。
簡単には外れてくれませんでした。
リングが内側に押された状態でしたので、コンプレッションにも影響があったと思います。

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クランクケースが合わさり、クラッチも付きました。

今週後半には試走かな、と予定しています。

ミッション修理 PX200FL1

作業お待たせしています。

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OGTさんのPX200FL1。

前々回のツーリング途中に、ミッションがロックしてしまいました。
なかなか、というか、初めての壊れ方でしたね。

セレクタースパイダーの先端4つ、全てが折れていたという、ご本人に似て豪快な壊れ方です。

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それで推測ですが、一度にすべてが折れたのではなさそうです。

順々に折れていったと思いますが、そのすべての破片をミッションギアで噛み砕いてしまったんですね。
ミッションのどこをばらしても、こんな鉄片だらけです。

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なので、ミッション内はごっそりとパーツを交換します。

通常使えるベアリングまでは交換しませんが、今回は異物の噛み込みのため、ベアリングも全て交換です。

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LINEで来ていたご依頼加工もやってあります。

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暑いですが、クランクケースを温めてベアリングを挿入。

引き続き作業を進めます。

 

 

 

 

 

 

 

トランポの内装修理をお願いしていた業者さん、本日作業でした。

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自分がエアコンの効いた室内にいながら、炎天下の作業がなんとも心苦しい。

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高温多湿の日本の気候に合わないようで、欧州車は早ければ7年ほどで天井のウレタンが劣化。
天張りが垂れてくるとの事です。

何でも専門職の方というのは頼もしいですね。
暑い中ありがとうございました。